この記事で解決できるお悩み
- 初めての転職が怖くて勇気がでない
- 転職したいのに不安で踏み出せない自分が嫌になる
- 転職にあたり何をしたらいいのか分からない
- 転職したいけど、転職後の人間関係が不安
この記事は、これまで5回の転職経験がある僕が、初めての転職を成功させるために必要なことをまとめた記事です。
なぜなら、僕は「怖い」「不安」の正体は、解像度が低い、つまり「何をしたらいいか分からない」が根源だと思っているからです。
転職活動でやることはたった5つです。
といっても何をすればいいのか分からないと思うので、これから具体的に解説していきます。
また初めての転職では転職エージェントの利用が必須なので『おすすめの転職エージェント』についても紹介します。「不安が大きい」と感じる方は、まずエージェント登録から始めてみてください。
それでは解説していきます。
目次はこちらです
初めての転職が怖いのは当たり前!
僕の場合、新卒で入社した会社で商品企画を約3年経験した後、Webマーケティングのコンサル会社に転職しました。転職活動期間は2ヶ月程度で今思えば比較的トントン拍子に決まった方ですが、一人で活動しているときは不安を抱えていたのを覚えています。
具体的に言うと、1番の転職理由が「現職を辞めたい」だったので「忍耐力がないのかな?」「次の会社でも同じことの繰り返しにならないかな?」といったことです。
そのほかにも、そもそも転職活動のやり方が分からないことや、理由が理由なだけに企業に伝える志望動機が曖昧になっていたことも挙げられます。
両親は長く勤めるのが当たり前と考えている人だったため転職に反対。また友人も転職経験がなかったので、誰にも相談できないままWebの情報を頼りに転職活動をしていました。
ただ調べても調べても「これで合っているのか?」と不安が常に付き纏っていました。
転職活動でやることはたった5つ
転職活動は、手順を項目にしていくチェックリストが重要です。頭の中で「あれもやらなければ」「これもやらなければ」と考えていると、やることがたくさんあるように感じたり、パニックになってしまったりします。そうすることで漠然と不安を抱えてしまう可能性もあるでしょう。
下記ではそれぞれ細かく、そして分かりやすい内容で解説しているためしっかりと読んで見て下さい。また、それぞれ記事もあるので、気になる部分はリンクから飛んで読んでみても良いでしょう。
事前準備
自己分析
転職活動において、非常に重要なことが「自己分析」です。自己分析は転職活動の成功を左右すると言っても良いかもしれません。
しっかりできていないと会社探しはもちろんのこと履歴書や職務経歴書などの書類作成ができなかったり、面接での回答と書類で記載した内容がブレていたりといったことが起きてしまう可能性もあります。
自己分析は、「経験した業務の棚卸し」「経験した業務での良かった点・悪かった点の書き出し」「業務経験の統括」といった流れで進めます。
キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸しを行うことで、自分は今まで何を行ってきてどういった人間なのかといったことを企業にPRできます。企業がどのような人材を求めているのかニーズをしっかりと考えながら、自身を掘り下げていきましょう。
仕事での経験や実績を洗い出し、その背景を深掘り、そして企業と自分を結びつけていくのです。
💡 キャリアの棚卸しの方法がわからない方はこちらの記事を参考にしてください
業界・企業研究
自己分析やこれまでの経験の棚卸しが終了したら、どのような業界や企業が良いのか?を考えていきます。とは言え、考えて見つかるものではありません。そのため実際に求人サイトの募集要項から企業がどのような人物を求めているのかを調査していくと良いです。
求人によって記載されている内容は異なります。また、さまざまな転職サイトがあるため、調べてみて自身に適したサイトを利用してみて下さい。
第二新卒におすすめの転職サイトは『【第二新卒】おすすめの転職サイト7選を求人数や特徴から徹底比較』にて紹介しています。
書類作成
履歴書
全体的な作成方法
基本的な記載項目は「日付」「写真」「氏名」「年齢」「電話番号/メールアドレス」「住所」「学歴」「職歴」「資格」「趣味」「志望動機」「本人希望欄」です。
面接に進んでもらうかどうかを一定の評価基準でチェックしています。重点的に見ているポイントは「職歴(会社/在籍期間)」「志望動機」ですが、減点がないように誤字脱字は最低限気をつけましょう。
志望動機の書き方
履歴書に記載する志望動機は、現職の退職理由と一貫性がある必要があります。「なぜ現職を辞めて、この企業を選んだのか?」を明確に伝えるようにして下さい。「独自性」「一貫性」「メリット」の3つがポイントとして挙げられます。
履歴書の書き方に困ったら
履歴書作成に必要なことをまとめた記事はこちらです。分からないことがあれば参考にしてください。
職務経歴書
全体的な作成方法
履歴書以外にも、第二新卒以降の転職では職務経歴書が必須となります。この書類に関しては、人事部のほか採用担当者が重要視して見ているものです。
フォーマットは自由ですが、基本的には「キャリアサマリ」「経験・知識・スキル」「会社情報」「職務内容」「実績・スキル」「退職理由」を記載します。
自己PRの書き方
自己PRを考える際、仕事の経験や実績を洗い出すことが重要です。入社した月から時系列でどのようなことを行ってきたのかをまとめていきましょう。その後は、その実績をどのように実現してきたのか背景を深堀っていきます。採用担当者はそれらを自社でも実現してくれるかどうかを見ています。
また、実績をまとめ、深堀りができたら企業と自分を結びつけます。
職務経歴書の書き方を迷ったら
転職初心者向けに整理しているので参考にしてください。
求人応募
求人の応募方法は、下記の3とおりです。
- 直応募
- 転職サイト経由
- 転職エージェント経由
直応募は企業のHPなどから直接応募する方法です。ここでは『転職サイト経由』『転職エージェント経由』について具体的に解説していきます。
中途採用の選考フローは早いところで1~2週間、長くても1ヶ月以内です。そのため一度にたくさんの企業へ応募した場合、面接が重なって日程調整や面接準備が大変になるケースもあります。
いずれの場合においても現職の仕事の状況などを鑑みながらできる範囲で応募するのがポイントです。
転職サイト経由での応募方法
転職サイトにはさまざまな求人が紹介されています。使用方法・応募方法として3つの順番を紹介していきます。
まずは「転職サイトの求人一覧を見て気になる求人をピックアップ」し次に、「似たような企業や条件を同じグループに分け」最後に「その求人が気になる理由の深堀り」を行います。
それらが終わり次第サイトから企業に応募し、面接対策、日程調整、入社日交渉など転職活動自体を一人で行っていきます。
特に第二新卒の方におすすめの転職サイトは『【第二新卒】おすすめの転職サイト7選を求人数や特徴から徹底比較』で紹介しています。
転職エージェント経由での応募方法
転職エージェントを利用する場合、まずは上記で説明した転職サイト経由で応募する方法の工程を行います。そしてそれが終わり次第、転職エージェントに求人を紹介してもらいます。
今後のキャリアプランや上記で定めた内容から求人を紹介してもらえるのです。
面接対策、日程調整、入社日交渉なども含め、全て転職エージェントからのサポートも受けられます。
『第二新卒におすすめの転職エージェント!ランキング形式で比較』では、第二新卒におすすめの転職エージェントを紹介しているので、エージェント選びに迷っている方は参考にしてください。
面接
必ず聞かれる転職理由の答え方
転職する場合、前職に何らかの問題点を感じ転職をする人がほとんどでしょう。それは企業側もしっかりと理解しています。その問題点や不満をどのように感じどのように解決できるのかを見極めているのです。
そのため転職理由はネガティブな理由として伝えないように注意しましょう。さらに、志望動機とリンクして話すことがより良い転職理由になります。
自己紹介の方法
自己紹介は面接が始まり最初の5分以内が必要なシーンになります。職務経歴書や履歴書などで伝わらないあなたの情報やキャラクターを理解してもらうためにとても重要です。
自己紹介は「名前」「経歴」「現職の職務内容」「転職活動の軸」「結びの言葉」が一般的な流れです。
面接の際の服装
面接での服装に迷ってしまう方もいます。また、身だしなみを疎かにしてしまう方も多いのが事実です。
基本的には、会社に合わせるよう配慮をしましょう。
面接以外にも証明写真の服装や身だしなみも注意が必要です。
意外と大切な面接の振り返り
面接で聞かれる内容に迷う方もいますが、実は企業によって大差がありません。聞かれたことやそれに対する回答で良かったところ、その反対に良くなかったところを振り返って次に繋げるようにしましょう。
また、質問されることで自己分析では気づけなかった自分の思いに気付けることもあります。そのため忘れないうちにメモをしておくと良いです。
エージェントによっては面接直後に電話などで振り返りをしてくれる方もいます。記憶がフレッシュな間に対策を練ることができるので積極的に利用しましょう。
直応募の場合、見送りの場合に理由を聞きづらかったり教えてもらえなかったりすることがあります。しかし企業と繋がりが深いエージェントの場合、しっかりとヒアリングしてくれるケースもあります。
面接という短い時間で見極めをしているため、企業からのフィードバックはとても参考になります。ヒアリングしてほしいと言えば聞いてもらえることもあるので確認してみると良いかもしれません。
面接が不安になったら
転職初心者の方が気になることを整理したので参考にしてください。
退職準備
内定を貰う前に
選考スケジュールを調整して、内定が出るタイミングで揃えることがポイントです。
なぜなら、各社の条件を比較することができるからです。『就活』と異なり『転職』では、内定を出してから承諾までの期間が1週間程度なので、タイミングを誤ると「せっかく内定が出たのに、もう一社の結果を待ちたくて断ったら落ちてしまった」といったことが起こる可能性があります。
内定承諾
条件面の交渉は内定承諾の前に行いましょう。承諾後に交渉は難しい場合がほとんどです。とは言え、初めての転職で条件交渉は難易度が高いかもしれません。
転職エージェントを利用している場合は、エージェント経由で交渉をしてもらえるので安心です。
初めての転職は失敗しやすい。是非エージェントの力を借りよう
「転職」と言っても「準備」「企業探し」「選考対策(書類作成や面接対策)」「退職準備」など大まかに分けてもやらなければならないことが多いです。そのため、転職初心者は何かとミスをしてしまい、不本意な結果に終わってしまうリスクも高いと言えます。
こういったリスクを避けるため、友人や家族など身近な人に相談するのも良いでしょう。しかし、そのような人が必ずしも転職活動に詳しい訳ではないはずです。
そのため転職初心者は、転職エージェントに助けてもらいながら転職するのが得策です。
転職エージェントは転職支援のプロです。準備から退職交渉まで必要なときに適切なサポートをしてくれる人でもあるため、頼ってみることをおすすめします。
初めての転職で不安に感じている第二新卒におすすめの転職エージェント
誰しも、初めての転職で不安を抱えてしまうと言っても過言ではありません。そういった際に、一人で転職活動を行ってしまうと正解が分からなかったり焦ってしまってうまくいかないということもあるでしょう。
しかし、転職エージェントを活用することでキャリアアドバイザーと二人三脚で転職を進められるので、うまくいく傾向にあります。とは言え、転職エージェントサービスはさまざまです。第二新卒に特化しているエージェントでなければ「良い求人が見つからない」といったことも起こり得ます。
そこで本章では第二新卒におすすめのエージェント「第二新卒エージェントneo」「ハタラクティブ」「第二の就活」を紹介していきます。ぜひ、目を通してみて下さいね。
第二新卒エージェントneo
2018年8月度「サイトのイメージ調査」で就職・転職満足度No.1を獲得した第二新卒エージェントneoは、若年層向けの転職・就職支援サービスです。プロのキャリアアドバイザーが在籍していて、転職や就職のサポートを行ってくれます。
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も充実していて、ひとりひとりに合わせた自己PRなどで選考通過率をアップさせてくれる点も特徴と言えます。
また、紹介される求人は第二新卒エージェントが企業を訪問して「おすすめできる」と判断した企業のみなので安心です。さらに、面接時においてはフィードバックもしてくれるため、面接に苦手意識がある方も心配いりません。
ハタラクティブ
ハタラクティブは、利用者の3人に2人が正社員経験がなく、未経験で就職しています。そのため、社会人経験が浅い第二新卒も不安を抱える必要がありません。紹介される企業は、成長中の企業や安定している中小企業などさまざまで、自身に適した会社を選択できます。
また、「20代の若手を採用して長期的に育てていきたい」という思いから人柄を重視する企業も多いです。
内定までのサポートはもちろんのこと、初出社の準備から入社後のフォロー体制も整っていて、長期的に支援してくれる点も特徴と言えるでしょう。
第二の就活
第二の就活は株式会社UZUZが運営していて、3年以内という短期で退職してしまった第二新卒や社会人経験のない既卒を、就職・転職サポートしてくれます。そのような人たちが抱える「就職=不安・やりたくない」という思いを変えてくれるのです。
サポート内容も「個別サポート」と「集団サポート」があり、適した方法を選択できます。
キャリアカウンセラーとのカウンセリング時間が20時間以上だったり、ビジネスマナーやマインド研修などの講座が受けられたりといった点が特徴です。
全国どこでも面談可能なので、オフィス近くに住んでいない方でもテレビ電話でカウンセリングができます。
まとめ
上記で紹介した『5つのやるべきこと』を実践することで転職活動を円滑に進めることができます。
最後にもう一度おさらいしましょう。
転職活動の5step
- 事前準備
- 書類作成
- 求人応募
- 面接
- 退職準備
初めての転職が怖いと感じるのは当たり前のことです。また、もし誰かに「第二新卒はやばい」「第二新卒で転職なんてやめておけ」と言われても心配する必要はありません。
やるべきことが明確にして、やってみることで不安も減るからです。
どうしても不安が大きい場合は、何かしら不安の根源があるはずなのでこの記事で紹介した転職エージェントの力を借りましょう。