こんにちは!転職パイセンのレイです。
もしいま「志望動機が思いつかない」「志望動機をどうやって作ればいいか分からない」という悩みを持っている場合、転職の軸が明確になっていない、もしくは企業が求めていることを理解できていない可能性があります。
しかし、そのように言われても頭にハテナマークが浮かんできてしまいますよね。
そこで本記事では「志望動機が思いつかない」と悩んでいる方に向けて、思いつかない原因や志望動機の書き方などを解説していきます。志望動機は転職活動において非常に重要な項目です。
僕と一緒に悩みを解決していきましょう。
こんな方におすすめ!
- 志望動機が書けずに悩んでいる方
- 志望動機の書き方を知りたい方
- 20代におすすめの転職エージェントが知りたい方
気になった部分だけ、目次から選んで読むこともできますよ。
目次はこちらです
志望動機が思いつかない理由と、転職初心者におすすめの対策とは
本記事の内容を4つのポイントに分けて簡単に説明していきます。
以降、詳しく解説しているため目を通してみて下さい。
志望動機作りは難易度が高い
20代は初めての転職という方も多いため志望動機に悩んでしまう方も多いようです。
志望動機が「思いつかない」「書けない」といった場合には「転職の軸が明確になっていない」「企業が求めていることを理解できていない」「応募したい企業が自分に合ってない」といった3つのパターンが考えられます。
志望動機にはセオリーがある
企業側は志望動機でミスマッチがないかを確認したいと考えています。
そのため「自分の棚卸し(自分目線)」はもちろん「企業目線で書く」ことが必要です。そしてそのためには「企業のことをしっかり理解する」ことが大切です。
志望動機作りには情報収集も重要
「企業のことをしっかり理解する」ためには、募集要項を見るだけでなく公式サイトや口コミ・評判サイトなどを利用して情報収集することが鍵となります。
転職初心者は自己流禁止!志望動機を仕上げる方法とは?
転職初心者の場合、自己流で転職活動を進めてしまうことで、中々内定を貰うことができなかったり、せっかく入社できてもミスマッチが生じてしまう可能性があります。
志望動機をしっかりと仕上げるには、転職エージェントの活用がおすすめです。
"志望動機"が思いつかない3つのパターン
志望動機が思いつかずに焦っている方は、もしかすると下記3つのパターンに当てはまっているかもしれません。
まずは「思いつかない」「書けない」というその理由を理解することが大切です。
【パターン1】転職の軸が明確になっていない
「なぜ転職をしようと思ったのでしょうか?」それに対して「いま志望している企業はどの点がクリアしていますか?」
これが答えられたら志望動機は簡単に作成できるでしょう。しかし「現職が嫌だから辞めたい」のように転職すること自体が目的となっている場合、上記の質問に答えにくい=志望動機が思いつきにくいと言えます。
また「あなたが転職する上で大切にしている軸は何ですか?」
これだけは譲れないポイントを考えてみて下さい。
そして「今までどのようなことを経験し、今後どういうキャリアを歩みたいのでしょうか?」
これらを一気に質問されると回答に困ってしまいますよね。
このように転職の軸を明確にするためには自己分析が必須となります。以下の記事を参考に自分を紐解いていきましょう。
参考記事①:第二新卒は「転職時期」と「準備」が超重要!
参考記事②:第二新卒の転職を成功させる「自己分析」方法とは?
参考記事③:【20代の転職】キャリアプランの考え方・面接の質問例
【パターン2】企業が求めていることを理解できていない
転職の軸が明確になっても、志望している企業がそれに合致しているか否か確認が必要です。しっかりと企業の情報を調べる必要があるのです。
しかし重要なのはあなた目線だけではありません。
企業はあなたが自社にとって有益な人材であるから採用します。要するに企業が求めていることを理解し、あなたがマッチした人物であるとアピールする必要があります。
企業が求めていることは、募集要項に書かれている仕事内容、求めている人物像、必要なスキル・経験です。
また、志望動機においても「会社が目指している方向性」と「あなたのなりたい像」「やりたいこと」「課題意識」が合致している方が企業側も安心できるでしょう。
【パターン3】応募したい企業が自分に合ってない
転職の軸が明確で、かつ企業情報を把握しても志望動機が思いつかない場合、その会社は転職先として最適な選択なのか、もう一度考え直してみて下さい。
何となく自分と企業がマッチしているがそれを言語化できないのであれば、後述の方法でクリアになる可能性はあります。しかしそもそも会社選びの方法が間違っている場合もあります。そういったケースは志望動機が思いつかないので注意が必要です。
そもそも「志望動機」とは?「志望動機の3つのルール」
上記章では、"志望動機"が思いつかない3つのパターンを解説していきました。本章では「志望動機の3つのルール」を解説していきます。
大事な章になるので、しっかりと目を通して下さいね。
企業は"志望動機"から何を把握しようとしているのか?
転職活動は一方的なものではありません。お互いにとって有益な結果になるよう企業が書類や面接といった採用活動において見ているポイントを意識していきましょう。
まず企業は人材を採用するための求人広告や、入社後の育成などで多くのコストを負担しています。そのため、採用後に活躍してくれる人を採用したい、すぐに退職し「採用コストの払い損」を避けたいと思っているはずです。
「なぜこの会社なのか?」という志望動機を聞くことで、活躍してもらうために必要な熱意があるか、すぐに辞めてしまうようなミスマッチがないかを確認しています。
【ルール1】志望動機は「企業目線」も書く
志望動機を「自分目線」で書いてしまうことがよくある失敗として挙げられます。
例えば、「○○から会社に興味を持った」「○○が魅力的だから」などは、あなたが「魅力的に感じている」と伝えても、面接官からは「他のもっといい会社があればそちらに行きそう」と思われてしまう可能性が高いです。要するにいくら会社を褒めたとしても片手落ちと言えます。
正しい志望動機は、下記のように企業目線も合わせて書くことと言えます。
・自分の過去の経験から、募集するポジションに興味がある理由(自分目線)
・企業にどのように貢献できると考えているか(企業目線)
【ルール2】志望動機を書く前に、自分のことを棚卸し
「企業目線」「自分目線」の両方で志望動機を書こうとすると、うまく書けずに手こずってしまうことがあります。それは自分についてしっかり棚卸しができていないからと言えます。
・どのような業務経験をしてきたか
・その中で得られたスキル、学び
・過去の経験を踏まえて、どのような仕事にチャレンジしたいか
といった点を踏まえ、自身の棚卸しをしっかりとするようにしましょう。
ただし、自分と違う会社の方に自分の経験をしっかり説明するのは、転職初心者にとっては至難の技。
自己判断せず、伝わる内容になっているか否か第三者目線をいれることもおすすめです。
【ルール3】企業のこともしっかり理解する
「企業目線」の志望動機を書くには、企業の事業内容や、応募しようとする部署の課題を理解しておく必要があります。
部署レベルの課題は情報がないことも多いので仮説を持つことも大切ですが、社会人経験が短いと部署全体の業務や課題感のイメージを持ちにくいことも多く、逆質問や自己アピールでのズレに繋がることもあります。出来れば仮説に加えて、転職エージェントや実際に働いている方にヒアリングできると良いでしょう。
志望動機の書き方
良い志望動機と言われる内容は、学んだことやスキルを説明できているものが多いです。そのような志望動機を書くには、いくつかのポイントがあります。
まずは、「自己分析を踏まえた上で、転職目的や転職先として求めている業界・企業・職種を説明」「応募先企業の特徴を踏まえ、マッチ度が高いことを説明」といった2つの構成に分けることです。このように分けることで必然的に綺麗な志望動機が出来上がってきます。
また、「転職目的をポジティブに表現」「企業の特徴と自身のニーズ・強みを紐づける」「企業のニーズと自身の強みを紐づける」といった3つを意識するようにしましょう。
これらの詳しい内容については下記、参考記事に記載されているので、目を通してみて下さい。
企業の特徴など情報収集の方法
志望動機を作成する場合、企業のこともしっかり理解することが大切だと解説しました。しっかりと理解する=情報収集が大切です。
とは言え、どのように情報収集すべきなのか悩んでしまう方も多いでしょう。
方法としては2通りあります。1つは企業の公式HPからリサーチする、もう1つは口コミ、評判サイトから調べるといった方法です。
残念ながら、企業の公式HPでは「本当の情報」を手に入れることはなかなか難しいです。しかし、口コミや評判サイトでは実際に働く人、働いていた人、いわゆる中の人の声を見られるのです。おすすめは下記①〜③のサービスになります。
①Open work:https://www.vorkers.com/
②転職会議:https://jobtalk.jp/
③Light house:https://en-hyouban.com/
Open workは、転職・就職のための情報プラットフォームです。企業を選択する際に、重要視する項目をチェックしながら求人探しが可能です。業界比較ができたり年収や給与情報などを知ることができます。
転職会議は国内最大級(300万件以上)の転職口コミ情報が掲載されています。また、気になる求人をブックマークしたり応募することも可能です。
Light houseはエン転職で有名なエン・ジャパンが運営する年間5000万ユーザーが利用する口コミプラットフォームです。社員や元社員の口コミが掲載されているほか、独自の指標で会社の特徴を表しています。さらに、興味のある会社をフォローすると、その企業の新着状況をリアルタイムで知ることができます。
この他にも転職エージェントに聞くといった方法もあります。転職エージェントについては下記で詳しく解説していきます。
面接で志望動機を伝えるときのポイント
面接で志望動機を伝えるときは「エピソード」を準備をしておきましょう。
履歴書や職務経歴書といった書類では端的に伝えることを意識して作成すると思います。しかし、面接においては面接官はあなたの考え方を知りたいため、様々な角度から質問する可能性があります。
「なぜそう思うに至ったのか?」というきっかけになった事象とそれに対して自分がどう思い、どう行動したのか?整理しておくと良いでしょう。
志望動機が書けるか不安、そんなときは?
ここまで読み進めて志望動機の書き方や躓きやすいポイントは理解できましたか?
そもそも20代は社会人経験が短いため自力で志望動機を書き終えるのが難しいというのが一般的です。また、納得いくものが書けたと思っていても、企業側から評価してもらえないズレた志望動機を書いてしまうといったことも多いです。
したがって志望動機をしっかりと書き終えるためには他人の力を使うことをおすすめします。
特に転職者と企業の間に立ち転職支援をしてくれる転職エージェントは転職のプロです。あなたに適した会社を紹介するために転職の軸を整理するところから一緒に伴走してくれるところもあります。あなたの状況に合わせたエージェントを見つけて下さい。
20代におすすめの転職エージェント
「転職エージェントはどのサービスも同じだろう」と考えている方もいるでしょうが、「転職エージェント」はそれぞれ強みがあったり対応している年代などが異なったります。
適当に登録してもサポート対応が不十分に感じたり転職活動がスムーズに進まなかったりといったケースも考えられます。こういった状況を避けるためにも、エージェントについてしっかりと知り、自身に適したサービスを利用する必要があります。
下記表は、20代におすすめの転職エージェントの紹介です。チェックしてみて下さい。
エージェント名 | 強み | サイト |
リクルートエージェント | ・国内最大級の求人数 ・全国展開しているため各地から応募可能 ・転職支援実績が豊富 |
リクルートエージェント 公式へ ≫ |
マイナビエージェント | ・求人数が多い ・非公開求人数が多い ・若年層に特化している |
マイナビエージェント 公式へ ≫ |
dodaエージェントサービス | ・求人数が多い ・転職サイトとエージェントのサポートをセットで利用可能 ・対応が素早い |
doda 公式へ ≫ |
UZUZ(ウズキャリ) | ・入社1年後の定着率が高い(約95%) ・入社後3ヶ月間サポートが受けられる ・集団/個別とサポートの種類が選択できる |
第二の就活 公式へ ≫ |
ハタラクティブ | ・正社員経験がない未経験での就職が多い ・人柄を重要視する企業が多い ・内定率80%以上 |
ハタラクティブ 公式へ ≫ |
第二新卒エージェントneo | ・未経験募集が多い ・就活力アップセミナーを受けられる |
第二新卒エージェントneo 公式へ ≫ |
Geekly(ギークリー) | ・IT業界に強い ・非公開求人が多い ・内定スピードが早い |
https://www.geekly.co.jp/ |
レバテック | ・エンジニア、クリエイターに強い ・企業と気楽に連絡ができる仕組み ・スカウトメッセージが高品質 |
https://levtech.jp/ |
type 女性の転職エージェント | ・女性の転職に強い ・面接メイクアップ講座がある |
https://type.woman-agent.jp/ |
en world(エンワールド) | ・グローバルに強い ・ひとりひとりに合わせたアプローチ |
https://www.enworld.com/ |
参考記事:第二新卒におすすめの転職エージェント!ランキング形式で比較
パソナキャリア
3年連続お客様満足度No.1を獲得しているパソナキャリアは、株式会社パソナが運営していて、公開求人情報数35,000件以上の転職・就職サポートサービスです。(※2019〜2021年オリコン顧客満足度調査)
各業界に精通するキャリアアドバイザーが在籍していて、親身になって相談に乗ってくれるほかキャリアアップのために手厚いサポートを行ってくれます。
丁寧な対応とレスポンスの速さに対する高評価も多いです。そのため「転職活動をスムーズに進めたい」という方にもおすすめと言えます。
dodaエージェント
dodaエージェントは、キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当が在籍しそれぞれの立場からサポートをしてくれる転職・就職支援サービスです。求人数が多い点が大きな特徴と言えます。
キャリアカウンセリングでは、担当のキャリアアドバイザーが転職理由や希望・条件などを細かく聞いてくれた後、情報提供やキャリアプランの相談に乗ってくれます。ひとりひとりの転職活動のペースや優先条件などを加味しながら進めてくれるため、安心して任せられるでしょう。
マイナビジョブ20's
マイナビワークスが運営しているマイナビジョブ20'sは、20代に特化した転職・就職支援サービスです。定着率は94%以上、利用者数はのべ21万人以上といった数値を誇っています。(※2019/10/1〜2020/9/30に入社された方の3ヶ月の定着率)
書類添削や面接対策、日程調整などあらゆるサポートを無料で行ってくれるほか、興味を持った企業からのスカウトオファーも受けられる点が強みとして挙げられます。
年間約53,000人の20代が登録するという実績があるため、「転職初心者で不安」という方にもおすすめです。
まとめ
今回は、転職時に必ず聞かれる志望動機のルールについて解説していきました。いかがでしたでしょうか?
「志望動機が思いつかない」と悩んでいる方は、もしかすると本記事で解説してきた3つのパターンに当てはまっているかもしれません。そのため3つのルールを理解した上で志望動機を作成してみることをおすすめします。
その際、書類添削を行ってくれる転職エージェントの活用をおすすめします。記事内で紹介した20代におすすめの転職エージェントを参考にしてみて下さいね。
この記事のまとめ
志望動機が思いつかない3つのパターンを理解しよう
志望動機の3つのルールを知っておこう
志望動機が書けるか不安な場合は「転職サイトを見る」「自己分析をする」「エージェントに相談する」
20代におすすめの転職エージェントを紹介