第二新卒・20代の転職入門

第二新卒の転職トレンドと成功例を聞いてみた!転職エージェントGrubyさんにインタビュー

こんにちは!転職パイセンのレイです。

僕は5回の転職を経て、現在6社目に勤めています。かつて転職時にエージェントを利用したのですが、そこで内定に導いてくれたのが株式会社Grubyの松田さんでした。

株式会社Grubyは、IT系やコンサルをはじめとするさまざまな求人を取り扱っています。求職者の中心となっているものを見つけるサポートやブラッシュアップをすることに重点を置いているところが特徴でもあります。

「コツコツ粘り強く」をポリシーとしていて、求職者が進みたい道の選択を支援してくれるのです。

今回はそんな株式会社Grubyの松田さんから、第二新卒の転職トレンドと成功例をインタビューしてきました。

レイ先輩
株式会社Grubyの松田さんの話は為になるはずです!
レイ先輩
ぜひ目を通してみて下さいね。
転職トレンドや転職成功の定義についても教えてくれているんですね!
転職者さん
プロからお話を聞けるなんて嬉しいです!
転職者さん

こんな方におすすめ!

  1. リアルな転職トレンドを知りたい方
  2. 転職で成功している人やそもそも転職成功とは何かを知りたい方
  3. 第二新卒の転職のよくある悩みと回答を知りたい方
  4. 第二新卒の転職活動のコツを知りたい方
  5. 株式会社Grubyについて知りたい方

詳しく書こうとしたら、記事の内容が分厚くなってしまいました。そこで先にポイントだけをまとめて紹介しておこうと思います。

先どり!この記事のポイント

  1. 「企業側」「求職者側」と立場によって転職トレンドは異なる
  2. 転職をスタートさせた時点で転職成功とも言える
  3. 第二新卒の転職のよくある悩みと回答3選
  4. 第二新卒の転職活動のコツ3つ
  5. 株式会社Grubyは「1人1人に向き合う専任体制」

気になった部分だけ、目次から選んで読むこともできますよ。

リアルな転職トレンドを聞いてみた

新型コロナウイルスが世界的に流行している現在、「転職しにくいのではないか?」などといった不安を抱えている方もいるでしょう。

そこで今回は転職のプロである、株式会社Grubyの松田さんにリアルな転職トレンドを聞いてみました。

「企業側のトレンド」と「求職者側のトレンド」に分けて回答して頂いたので読んでみて下さい。

【企業側のトレンド】コロナ禍でも転職が活況な業界も!

最近、企業側の求人はどういった感じの状況ですか?増えている案件や求職者の条件などはありますか?

Gruby:松田さん

やはり転職を考えている人にとっては企業側のトレンドを知っておきたいですよね。

確かに、新型コロナウイルスの影響でなかなか景気も良くなく、経営が厳しくなってしまった業界や会社に関しては人を採用するというよりリストラの対応を余儀なくされているのが現状です。

メディアではネガティブな論調が多くなってしまうのは仕方のないことですが転職を志している方にとって決して悪い話ばかりではないので安心して下さい。

コロナにおいて、対面で話せないところをZOOMでオンライン会議するなどオンライン化やAI化、デジタル化をしているような企業は伸びていて、採用の相談もたくさんあるほどです。

色々な情報が飛び交っているから、採用はあまりしていないのかなと心のどこかで思っていました。

Gruby:松田さん

そういう方、割と多いですよ。

飲食ではデリバリーをマーケットに新しい事業がうまれたり、医療はMRの営業が直接セミナーを行っていたものをオンライン化していったりと新しい産業がどんどん作られています。

確かに世の中はどんどん変化していますが、その変化に応じて、伸びている業界や会社もあるので、心配しすぎないで下さいね。

【求職者側のトレンド】転職にしっかり準備することが不可欠に

Gruby:松田さん

コロナ禍の影響もあり、業界が不景気だったり会社の経営が芳しくないために転職を余儀なくされる方も増えています。こういったことをきっかけに業界をまたぐ転職も相対的に増えている分、業界や会社を超えて活かせるスキルを持つことが重要になってくるのです。

実際、スキルや経験をしっかり棚卸しできればアピールポイントが何かしらあると思います。しかし転職のプレゼンに活かせてない人も多いことが現状です。

そのためしっかり転職準備をする重要性が高まっています。

転職で成功してる人とは?そもそも転職の「成功」とは?

よく、「転職成功した」という人や「転職失敗した」などといった声を挙げている人もいますが、「転職がうまくいく=成功」とは何を持って成功と言っているのでしょうか?

なんと、転職活動は転職を考えた時点、スタートを切った時点で「成功」と言えるとのことです。

「それってどういうことなの?」という方もいると思うので、インタビュー内容を詳しく見ていきましょう。

「転職に成功した人」の本当の姿とは

「転職がうまくいった例(成功)」「転職がうまくいかなかった例(失敗)」があると思うのですが、成功事例についてお伺いしたいと思います。

Gruby:松田さん

悩ましい質問ではありますね。でも、転職のために一歩踏み出した時点で、ある意味、転職活動の成功とも言えます。
社会人生活の中で、自分にとって何が重要なのかを見つけられている時点で価値があるのです。転職活動はそれを見つけられる数少ない場でもありますね。

また、転職活動後に活躍できることも重要です。
「転職活動ではどういう会社に入社したか」に意識が行きがちなんですよ。でも転職はあくまでスタートです。新しい職場で活躍したり満足いく働き方ができたりすることが大切です。

なるほど。確かに、転職を考えるってスタートですね。

Gruby:松田さん

そうですね。

あとは、転職に成功した人は基本的に転職の目的をしっかり持っている人だと思います。

残念ながら「転職したら全ての悩みが解決する」という訳ではありません。要するに完璧な会社なんてないのです。

だからこそ「少なくともこれだけは叶えたい」という優先度を持つことが転職成功の始まりです。

転職後、数年してから転職の成功がわかる人も

良い会社に入社できたら「成功」ではないんですね。

Gruby:松田さん

憧れの会社に入社したから「転職成功」という訳ではないです。

転職して数年経ってから「成功した」と分かる人もいるんです。転職活動は自分を整理しそして振り返るきっかけにもなりますし、そこから自分の方向性が見えてきますからね。

よく考えてみると、自分のことを振り返る機会って人生の中であまりないんですよ。自分のショートストーリーを振り返ってみると、楽しかったことや思い出に残っていることの中で努力した機会はあったはずです。

そういったことを考えられているだけで「成功」と言えるかもしれませんね。

確かに、僕も5回転職していますが、自分について色々考えました。

Gruby:松田さん

まとめると「後悔する転職は無し!」と言えますね。

転職直後に苦労したり希望の会社に入れなかったりしても、数年後に自分の糧となる経験を積めることもありますから。

第二新卒の転職のよくある悩みと回答

第二新卒の転職は、即戦力として見られずポテンシャルに対して採用されるケースが多いと言われています。

さまざまなことを踏まえた上でも、転職者の悩みは尽きません。

よくある悩みと回答について教えて頂きました。

転職して職種を変えたいが、可能なのか?

第二新卒者には「転職して職種を変えたいけれど、それは可能なのかどうか」という質問が多いそうですね。

Gruby:松田さん

その回答ですが、結論として可能です。ただし、職種を変える場合は、前提としてゼロからキャッチアップ含めて必要なので入社後に苦労をする場合もあることを忘れないで下さい。なんとなく給与が高そうくらいの動機で職種を変更すると入社後に望んでいたのと違った….となるケースもあるので注意が必要です。なぜその職種でなければいけないのか、掘り下げて考える必要はあるかと思います。

また、職種を変えようとしているのであれば、転職とは別に資格試験などでも準備を進めておくべきです。結果的に、そのような姿勢が評価されて転職活動が成功しやすくなることもあります。

業界や会社についてどうやって調べればいいのか

「業界や会社の調べ方」についての質問も多いですが、それについてはどのように対応すれば良いのでしょうか。

Gruby:松田さん

会社概要はネットや四季報などを見ることで基本的な情報は調べられます。そのため最低限のチェックはしておくようにしましょう。

また、募集している人材について詳しく説明しているケースもあるので、募集状況をしっかりと見ておくことをおすすめします。

入社する会社を選択するのであれば、その会社が経てきたストーリーが自分とマッチしているかも確認すると良いです。

どうしても入りたい会社の選考に落ちた時に、どう向き合えばいいのか

ほかに何かよくある質問はありますか?

Gruby:松田さん

「どうしても入社したい会社の選考に落ちてしまった時などはどのように結果に向き合っていけば良いのか」という質問も多いです。

ただ、どうしても入社したいと思っていても、冷静に考えてみるとその会社に入社する必要がないケースってよくあるんです。

それでも、落ちた場合にどのような理由で落ちたのかは次に繋げられるためできるだけ把握しておきたいです。

もし冷静に考えても、「どうしても入りたい会社だ」と思うのであれば、数年かけて不足スキルを磨いておくのも良いでしょう。経験を積めば再受験できますよ。

第二新卒の転職活動のコツとは?

第二新卒で転職を検討している方にとって、どのような対応をすることで良い方向に向かうのか気になる方も多いでしょう。

第二新卒の転職活動の3つのコツについて答えて頂きました。

自分と違う世代の人の話を聞こう

Gruby:松田さん

基本的な面接対策や履歴書の書き方、ビジネスマナーは抑えておくべきですね。それを踏まえた上で、自分と違う世代の人に話を聞いておくことが大切です。

世代が違う人に相談することはなかなか難しいと思います。また、第二新卒はまだまだ若いし、同世代の方が話しやすいなどといったことはあるでしょう。

でも、20代の悩み、30代の悩み、そして相談して返ってくる返事は変化していきます。

エージェントに話を聞いてみるでも良いし、身近な人相談してみるでも良いです。違ったアドバイスが貰うことができ、ある程度網羅できると思うので、それを含めて自分の判断の基準にしてほしいです。

自己分析では、過去のことに縛られすぎないようにしよう

そもそも自己分析のやり方が分からないという方もいますよね。過去に縛られすぎないとはどういうことなのでしょうか?

Gruby:松田さん

自己分析は必ずした方が良いです。楽しかったことや嫌だったこと、苦しい状況からのサクセスストーリーなど、幼少期からの出来事を箇条書きで良いのでまとめてみましょう。まとめた中でそれらをどう乗り越えてきたのかを記載していくのです。

とは言っても、未来は過去から決める必要はありません。

世の中のトレンドがどうなっていくのか、国策はどうなってるかなど交えて自分の立ち位置はどうなっていくのかを考え、あまり過去に縛られすぎず考えるのもいいと思います。

自分の憧れの人や会社で尊敬する人は今の地位をどのように築いてきたのかを調べてみるのも良いですね。

面接対策で、キャラクターを作りすぎないようにしよう

Gruby:松田さん

面接対策で理論武装した自分が「実は本当の自分じゃなかった」というケースはよくあります。そうなった場合、せっかく内定を貰えて入社できたとしても、その後が辛くなってしまうのです。

自分に素直になって考えてみた方が良いというのは、そういった点で大事になってきます。

転職の情報やマナー、自己分析は重要ですがそれを含めてどうなりたいかをしっかり考えた方が良いです。

考え方はどんどんアップデートしていくものなので今のベストを考えていけば良いですよ。

その活動を通してまた次を考えていくとより人生が豊かになると思います。

株式会社Grubyについて

さまざまな質問に答えて頂きましたが、ここで株式会社Gruby(グルービー)の概要や特徴などを見ていきましょう。

どういった業界の案件が多いのか、サポート体制について詳しく教えて頂きました。

株式会社Grubyの概要

社名 株式会社Gruby(グルービー)
所在地 東京都新宿区西新宿1-1-6-8F
代表者 松田 尚大
事業内容 人材紹介事業
採用コンサルティング事業
設立 2017年5月
URL https://gruby.co.jp/

株式会社Grubyの特徴

世の中にはさまざまな転職エージェントがいます。ある業種や職種に特化していたり、サポート体制もエージェントによって異なったりすることを忘れてはいけません。

そのため、「どういった体制でサポートをしてくれるのか」「どういった業界の求人があるのか、または多いのか」という点を事前に知っておかなければせっかくのエージェント活用もうまくいきません。

Gruby(グルービー)では実際にどのような業界を紹介してくれるのか、またその理由を含め解説して頂きました。

業界

Gruby:松田さん

Grubyで取り扱っている求人は、「IT」「コンサル」「WEB関係」「一部エンタメ系」の案件が多いです。

新しいことを行っている業界、横文字で聞くようなトレンドワードなところというイメージを持って頂けると分かりやすいかもしれません。
基本的には、新興企業が多いかと思います。新しいことを行っている業界に事業課題や負があると思うので「人や技術を用いて効率化していこう」というような会社が多いという点は特徴かもしれません。

なぜそういった会社が多いのか疑問に持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

時代のトレンドは「過去・現在・未来」において変化していますが、特に国策として掲げていくところのキーワードに注目しています。そこに合わせて当然、「お金・ヒト・サービス」が動いていくと考えているため、その部分に寄せた形で求人案件の依頼を頂いているのです。

もちろん、普遍的な業界もあると思います。でも、変革だったり何か移り変わっていく部分にお金と時間を割いていきたいというところがエージェントをしていく中で辿りついた結果になったのです。

1人1人に向き合う専任体制

Gruby:松田さん

業界の説明でもお話したように幅広い案件を取り扱っていますが、エージェントは全員で数名しかいないので決して多いとは言えません。

Grubyは大量募集などで「営業を30人募集します。」みたいな体制には弱いかもしれません。

基本的には少人数でひとりひとりが各社ごとの課題に合わせてサーチしていきます。企業側と求職者側をひとりひとりが担当してくという体制になっているのです。

いわゆる分業制と言われる、企業側と求職者側の対応が違うというスタイルではやっていません。

Grubyは未来やビジョンに向かってそれらを一緒に作っていきたいという思いがあります。そうすると、企業理解を含め自分らがいちばん経営企画などその会社の未来を語れるといったところが良いと思っています。

分業でもそういった状況を作れたら良いと思いますが、今のフェーズだと両面で行ったほうが良いかなと思っているところが本心です。

ちなみに、一人あたり10件、20社とかは持たず3〜5くらいを担当しています。

まとめ

今回は第二新卒の転職トレンドと成功例について、転職エージェント株式会社Gruby松田さんにインタビューした内容をお届けしていきました。いかがでしたでしょうか?

よく新型コロナウイルスの影響で求人数に影響が出ていると言われていますが、実際はコロナ禍でも転職が活況な業界もあるということが分かって安心した方も少なくないと思います。

また、社会人経験が少ない第二新卒にとって「転職して職種を変えたいが、可能なのか?」という悩みを抱える方も多いです。そのような場合の対応方法なども詳しく教えて頂きました。

株式会社Grubyは、少しでも「進みたい道」を選択できるように支援してくれます。そのため、転職活動に悩んでいる方はぜひ、相談してみることをおすすめします。

 

この記事のまとめ

コロナ禍でも転職が活況な業界もある
しっかりと転職準備することが不可欠になっている
転職のスタートを切った時点で転職成功と言える
第二新卒の転職のよくある悩みと回答3選
第二新卒における転職活動の3つのコツとは?
株式会社Grubyの概要や特徴について

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レイ

6社目のレイ

第二新卒で初めて転職し、某上場企業で働く30代。気がつけば6社目。毎回転職を成功させてきた、と言うと聞こえはいいが、本人は「失敗が自分を育てた」と考えている。 →レイのプロフィール

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