この記事で解決できるお悩み
- 仕事を辞めたいけどお金がない時にどうすればいいのか?
- どれくらいのお金があれば辞められる?
- 次が決まっていないけど今の仕事を辞めたい
この記事は「今すぐどうしても仕事を辞めたい!」という方のために、お悩みの一つであるお金に関する情報をまとめました。
「仕事を辞める」のは不安が大きいと思いますが、どれくらいお金があればいいのか?や効率的に転職する方法がわかれば、現実的に考えることができます。
モヤモヤした気持ちを抱き続けるのではなくこの記事を読んで一歩を踏み出せることを願っています。
目次はこちらです。気になったところから読んでいっても大丈夫です。
目次はこちらです
お金がない・次がないと悩んだ時の転職方法とは?
この記事の要点は下記のとおりです。
- 仕事を辞めるなら3ヶ月分の生活費=貯金があると安心
- 「転職したいけどお金がない」は理由にならない
- 転職で「お金がない・次がない」と悩んだ時の転職方法は?
時間がない方は要点だけチェックすればOKです。効率よく転職活動をするためには転職エージェントの利用が必須です。転職パイセン的おすすめエージェントを紹介しているのであわせて確認してみてくださいね!
仕事を辞めるなら3ヶ月分の生活費=貯金があると安心
働きながら転職する場合3〜6ヶ月かかりますが、退職してから転職活動する場合は、時間に余裕があります。こういったことから考えると、3ヶ月程度の生活費があると安心かもしれません。
また、退職後であっても最終月の給料を受け取る権利があるため、退職してから1ヶ月間は収入がある状態です。
また退職すると、条件を満たしていることで退職直後〜3ヶ月後(要確認)から失業保険を受け取ることもできるため、お金がないことで焦る必要もないでしょう。
「転職したいけどお金がない」は理由にならない
お金がないことを理由に転職を諦めたくなるという方もいるでしょう。
しかし、「働きながら転職する」「退職して失業保険などを支援を受けながら転職する」「退職し支援を受けずに転職する」といった選択肢もあるためすぐに諦めずこれらについて考えてみましょう。
特に、「働きながら転職活動」することで金銭面的な負担を感じずに進められるといったメリットもあるためおすすめです。
転職で「お金がない・次がない」と悩んだ時の転職方法は?
こういった場合、素早く転職準備を進め選考を受ける必要があります。
しかし、転職準備と言っても「自己分析など経験の棚卸し」「履歴書・職務経歴書の作成」「企業情報の収集」「面接対策」といった様々なことを対応しなければいけないため、一人でそれを行うのは現実的に厳しいです。
そこでおすすめなのが、転職エージェントの活用です。本章では20代におすすめしたい3つの転職エージェントを紹介していきます。
詳しいサービス内容については4章で紹介していきます。
未経験OK求人1,500件以上「マイナビジョブ20's」
20代向けの求人は2,100件以上あり、そのうちの半分以上が未経験OKの企業なので新しい業界・職種にチャレンジしやすいです。
おすすめしたいエージェントNo.1「第二新卒エージェントneo(ネオキャリア)」
業界や職種についてもレクチャーしてくれるため、自身では分からなかった適職に気が付くこともあります。
内定率80%以上の「ハタラクティブ(レバレジーズ)」
選考を受ける企業に合わせて対策を行ってくれるので、未熟な第二新卒や20代の転職も安心です。
仕事を辞めたいけどお金がないときの対処法
対処法としては大きく2つの方向性があります。
- 働きながら転職先を見つける
- 仕事を辞めてから転職先を見つける
働きながら転職先を見つける
基本的に転職先が決まる前に退職するのはおすすめしません。
なぜなら経済的な不安から正常な判断ができなくなるとミスマッチが起こってしまう可能性があります。転職先で苦労しては本末転倒です。
心身に不調をきたしている場合を除いて、働きながら転職先を見つけることを推奨します。一般的な転職活動期間は3~6ヶ月程度ですが、転職エージェントを利用することで効率的に転職活動を進めることができるのでうまく活用すると良いでしょう。
💡働きながら転職活動することが不安なら?
『働きながら転職は無理?時間がなくて辛い人のための転職活動方法』にて、働きながら転職先を見つけるべきである理由とポイントをまとめているので参考にしてみてください。
仕事を辞めてから転職先を見つける
「転職先は決まっていないけどどうしても今すぐ仕事を辞めたい」という方もいると思います。
この場合、経済的な不安を抑えながら転職活動ができると良いですよね。方法としては下記の3つが挙げられます。
- 最低限3ヶ月分の生活費を用意する
- 退職のタイミングを調整する
- 失業保険など公的な支援を受ける
最低限3ヶ月分の生活費を用意する
仕事を辞めたら困るのが生活です。最低限、次の転職先が決まるまでの生活費が確保できていれば安心です。
厚生労働省の調査結果によると、25〜29歳の転職期間は下記のとおりで、約50%が2ヶ月未満で転職できていることを踏まえると最低3ヶ月分の生活費は確保すべきでしょう。
1ヶ月未満:31.9%
1ヶ月以上2ヶ月未満:15.0%
2ヶ月以上4ヶ月未満:8.8%
4ヶ月以上6ヶ月未満:5.4%
6ヶ月以上:13.7%
※離職期間なし:23.4%、不明:2.9%
退職のタイミングを調整する
3ヶ月分も生活費を確保することが難しい場合、決算賞与やボーナスをもらった後など比較的経済的に余裕ができるタイミングで仕事を辞めるのが良いでしょう。
「ボーナスをもらった後に転職するなんて印象が悪いのでは?」なんて思う必要はありません。
ただし、ボーナスは業績連動のため必ずしも出るとは限らないので注意が必要です。新型コロナウイルスの影響でボーナスがカットされている例もあるので自社の業績は確認しておくと良いでしょう。
💡エンワールド・ジャパンが2020年に行った調査によると、新型コロナウイルスの影響で回答した11%の企業が賞与カットを実施していました。
失業保険など公的な支援を受ける
倒産やリストラといった会社都合の退職であれば、すぐに失業保険(雇用保険)をもらえます。失業保険とは、一定の条件を満たした失業保険から受け取れる失業手当のことを指します。
下記が失業保険を受給できる条件です。
- 離職日からさかのぼり1ヶ月ごとに区切った期間に、賃金の支払いの基礎となった日数が11日以上ある月が12か月以上
- 離職の日以前の2年間に雇用保険に加入していた期間が通算して12か月以上ある
しかし、倒産などの理由で退職した場合は例外となります。その場合、下記が受給できる条件となります。
- 離職日からさかのぼり1ヶ月ごとに区切った期間に、賃金の支払いの基礎となった日数が11日以上ある月が6か月以上
- 離職の日以前1年間に雇用保険に加入していた期間が通算して6か月以上ある
出典:Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~(厚生労働省)
お金で支援を受けられるのは失業保険だけではありません。
公的機関が企業や個人などに対して行う支援である公的支援が受けられることもあります。
「職業訓練(ハローワークトレーニング)」と「税金の免除制度」について説明していきます。
職業訓練(ハローワークトレーニング)
職業訓練(ハローワークトレーニング)とは、失業保険を受給している求職者を対象とする「公共職業訓練」と、雇用保険を受給できない求職者を対象とする「求職者支援訓練」をまとめた総称でもあります。
自身が希望する職種に就職できるよう、必要なスキル・知識を習得できる公的制度で、年間26万人が利用しているのです。
この制度を受講するためには「①受講開始日からさかのぼり1年以内に受講していない」「②ハローワークに休職を申し込んでいる」「③ハローワーク所長の受講推薦または受講指示が受けられる」といった3つの条件があります。
民間でも受講料無料で住宅補助、就業支援をしてもらえるスクールがあります。そのため興味・関心のある分野で調べてみると良いでしょう。
また、その中のプログラミングスクールに関しては下記記事で詳しい内容を説明しているため、目を通してみて下さい。
参考記事①:GEEK JOBは就職できない!? 評判・口コミを徹底調査
参考記事②:ネットビジョンアカデミーの評判・口コミを徹底調査!就職先は見つかるの?
税金の免除制度
税金の免除制度もあります。これは自治体ごとによって異なるので、本記事では大阪府の例を紹介していきます。
【国民年金保険】
前職で厚生年金に加入していて離職期間が空く場合、国民年金は必ず加入する必要があります。支払わないものに関しては未納となってしまい将来に影響が出てしまうでしょう。
しかし転職先がなかなか決まらず、払えない場合は役所・役場の国民年金担当窓口または年金事務所の窓口で申請することで保険料の納付が免除される制度もあることを知っておいて下さい。
免除されると、その機関から計算される基礎年金の金額が減額されますが、免除されていた保険料を10年以内に追納することで減額されなくなります。
【住民税】
失業や大幅な所得減少といった特別な事情の場合、申請することで住民税の減額・免除されることがあります。(※審査があります。)
減額や免除は「生活保護法の規定による扶助等を受けている場合」「失業された場合」「所得が前年の6割以下に減少すると見込まれる場合」など状況によって条件は異なります。
そのため、各市町村のホームページで確認してみましょう。
そもそもお金がないから辞められないは間違い
これまで説明したようにお金がなくても仕事を辞めることはできます。
それでも「辞められない」「転職できない」と悩んでいるのはお金以外が理由ではないでしょうか?
転職できない理由を探していませんか?
心身共に疲弊していると自分に自信がなくなり「転職できない理由」を探してしまいがちです。
特に、「スキル・経験がないから」「会社の在籍期間が短くて良い印象を持たれないと思うから」「転職回数が多く不安だから」「上司や同僚から「1つのことを続けられないと次も続かない」などと反対されたから」といった理由が挙げれられます。
しかし、ポテンシャルで採用する企業やあえて若手を求める企業も多いのです。要するに20代は転職のチャンスとも言えます。
こういった内容については下記参考記事に詳しく記載しているので、合わせて目を通してみて下さい。
参考記事①:20代の転職は年収が下がる?後悔しないための考え方や許容範囲とは
参考記事②:転職回数が多いのは平気?平均回数や繰り返すデメリットとは
参考記事③:20代で2回目の転職を成功させるには?第二新卒で大手への転職も可能?
参考記事④:【20代の転職】スキルなしだと難しい?必要なのは○○
転職できる自信がないと思い込んでいませんか?
転職市場において自分の市場価値(どの程度必要とされる人材か)を把握することが大切です。
しかし「それはどうすれば分かるの?」と疑問に感じる方もいると思います。その方法として転職エージェントの登録がおすすめです。
転職エージェントについては下記章で詳しく説明していきます。
💡簡易的に自分の市場価値や内定可否を把握するなら?
下記のサイトから簡単に把握することができるので試してみてください。
ミイダス:https://miidas.jp/
AMBI:https://en-ambi.com/
転職を踏みとどまっている方へ『転職の成功法』とは?
「お金もない」「次の会社も見つからない」と焦ってしまっている方もいるでしょう。しかし、そういった場合の転職成功法があるのです。
困っている方は本章をチェックしてみて下さい。
転職自体は、実はカンタン
転職活動は「自己分析→情報収集→応募→面接→内定」で進めていきます。
1つ目は「自己分析」です。ここでは「自分は何をしてきたのか(=スキル・経験)」「自分はこれからどうしたいのか」を整理していきます。これまでの職務経験を棚卸ししていきましょう。
2つ目は「情報収集」です。ここでは自己分析でまとめてきた「これからどうしていきたいのか」といったことからその希望に沿って業界・会社についての情報を集めていきます。
3つ目は「応募」です。情報収集し転職先の候補を見つけたら提出する書類(履歴書・職務経歴書)を作成し応募する段階に入ります。
4つ目は「面接・筆記試験」です。書類通過した後は面接等の選考になります。これまでの自己分析・情報収集に基づいて自分と企業の共通点・類似点をアピールしていきましょう。
5つ目は「内定」です。面接等に通過できれば内定になります。内定をもらった会社から自分に適した会社を選択し入社という流れになります。
転職活動を進めてみようと思っている方は、より詳しい内容が下記の記事に記載されているため、これを参考に進めてみて下さい。
参考記事:【20代】転職の進め方!転職を成功させるために必要な◯◯
お金がない・次がない時に転職するなら、転職のプロに助けてもらおう
お金が無く、離職期間を長く取れない場合もあるでしょう。その場合は素早く転職準備を進め、選考を受け始める必要があります。また、職務経歴やスキルに自信がなく「次がない」と感じている場合は、自分の職務経験を掘り下げ、転職活動に使えそうな実績等を集める必要があるのです。
とはいえ、転職初心者はゼロから転職の準備を進めることになるため、転職までに時間がかかってしまうでしょう。そのほか、自分の職務経歴の価値を正しくアピールできない傾向もあります。
こういったマイナス面を一人で抱え込まず、第三者に助けてもらうことで転職活動が成功しやすいのです。第三者の中でで特におすすめなのが、転職のプロでもある「転職エージェント」です。
転職エージェントを活用するメリットについては下記で説明していきます。
20代・若手に合った転職エージェントが特におすすめ
転職エージェントといっても「ハイクラス向け」「中途採用向け」「看護師向け」など種類は様々です。そのなかで20代は、20代の若年層に特化したエージェントの支援を受けることでいくつかのメリットがあります。
対象のエージェントを利用することで、若手をターゲットとした一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえます。そのため、幅広い求人を見ることができチャンスが広がります。
また、自己分析の支援や求人動向を踏まえた上で適切なポジションを提案してもらえるため、入社後のミスマッチが起こりにくいのです。
さらに、職務経歴書・履歴書の添削や自己PRの磨き込み、面接後の企業へのフォロー等も行ってくれるので、選考通過率のアップも期待できます。
参考記事:第二新卒におすすめの転職エージェント!ランキング形式で比較
マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sは、20代や第二新卒、既卒向けの転職エージェントです。利用者はのべ21万人以上、定着率は94%以上といった数値を誇っています。(※2019/10/1〜2020/9/30に入社された方の3ヶ月の定着率)
専任のキャリアアドバイザーから書類添削や面接対策、日程調整などといったサービスが受けられるほか、企業からのスカウトオファーも受けられる点が魅力的です。
第二新卒エージェントneo(ネオキャリア)
株式会社ネオキャリアが運営する第二新卒エージェントneoは、「就職・転職満足度」や「就職・転職相談のしやすさ」などでNo.1を獲得している20代に特化した就職転職サポートです。
1名あたりのサポート時間は平均8時間と長いだけでなく、職務経験無しの支援が10,000人といった実績も誇っています。
実際の利用者からも「すごく背中を押してもらえた」といった高評価の声もあがっています。
ハタラクティブ(レバレジーズ)
ハタラクティブは内定率80%以上、カウンセリング実績110,000人の就職・転職支援サービスです。スキルや経歴に自信がないという方に特化しています。実際に利用者の86%が大企業に内定していることもあり、第二新卒や20代で未経験業界に転職したい方にもおすすめです。
どのような方も強みを活かせるよう、ひとりひとりに合わせた面接対策を実施していたり希望の条件から適した企業を紹介してくれたりと、慣れない転職活動を二人三脚で進めてくれます。
まとめ
今回はお金がない・次がないけれど仕事を辞めたいと悩んでいる方に向けて、その対策や成功法について解説していきました。いかがでしたでしょうか?
お金がなくても、失業保険や公的支援を利用することで転職はできるため、お金がないことは仕事を辞められない理由にはなりません。もしかすると「辞めたいけれど辞められない」と考える方は、自分のキャリアや経歴に自信がない方かもしれません。
そのため、本記事で紹介してきたエージェントを活用することをおすすめします。活用することでキャリア相談や求人応募をすることで自身の市場価値を把握でき、自信に繋がる可能性が高まります。
記事内では「マイナビジョブ20's」「第二新卒エージェントneo」「ハタラクティブ」といった3つの転職エージェントをおすすめしました。そのほかにも20代におすすめの転職エージェントがいくつかあるため、下記の表を参考に複数登録をしてみて下さい。
エージェント名 | 強み | サイト |
リクルートエージェント | ・国内最大級の求人数 ・全国展開しているため各地から応募可能 ・転職支援実績が豊富 |
リクルートエージェント 公式へ ≫ |
マイナビエージェント | ・求人数が多い ・非公開求人数が多い ・若年層に特化している |
マイナビエージェント 公式へ ≫ |
dodaエージェントサービス | ・求人数が多い ・転職サイトとエージェントのサポートをセットで利用可能 ・対応が素早い |
doda 公式へ ≫ |
UZUZ(ウズキャリ) | ・入社1年後の定着率が高い(約95%) ・入社後3ヶ月間サポートが受けられる ・集団/個別とサポートの種類が選択できる |
第二の就活 公式へ ≫ |
ハタラクティブ | ・正社員経験がない未経験での就職が多い ・人柄を重要視する企業が多い ・内定率80%以上 |
ハタラクティブ 公式へ ≫ |
第二新卒エージェントneo | ・未経験募集が多い ・就活力アップセミナーを受けられる |
第二新卒エージェントneo 公式へ ≫ |
Geekly(ギークリー) | ・IT業界に強い ・非公開求人が多い ・内定スピードが早い |
https://www.geekly.co.jp/ |
レバテック | ・エンジニア、クリエイターに強い ・企業と気楽に連絡ができる仕組み ・スカウトメッセージが高品質 |
https://levtech.jp/ |
type 女性の転職エージェント | ・女性の転職に強い ・面接メイクアップ講座がある |
https://type.woman-agent.jp/ |
en world(エンワールド) | ・グローバルに強い ・ひとりひとりに合わせたアプローチ |
https://www.enworld.com/ |
参考記事:第二新卒におすすめの転職エージェント!ランキング形式で比較
この記事のまとめ
- 転職が決まるまでに必要な生活費は3ヶ月程度
- できるだけ働きながらの転職を推奨
- お金がない・次がないと悩んだ時の3つの転職法
- 20代・若手に合った転職エージェントが特におすすめ