この記事で解決できるお悩み
- 転職先が決まらなくて焦っている
- 転職活動がうまくいかない
- 転職先が決まらないので辞められずストレスが溜まっている
- どうしたら書類選考が通るか分からない
- 面接が通らない
転職先が決まらないと焦ったり、自信がなくなったりしてしまいますよね。
書類や面接にもコツがあるので一定慣れはありますが、だからといって数をこなせばいいという訳ではありません。一度立ち止まって転職活動を見直す方が却って転職成功の近道となる可能性があります。
この記事では、内定がもらえない理由とその対処法についてまとめています。
目次はこちらです。気になったところから読んでいっても大丈夫です。
目次はこちらです
一般的な転職活動期間
厚生労働省の『転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間』によると、転職期間が3ヶ月未満の割合が約50%となっております。
つまり転職活動には一定程度期間が必要ということになります。
転職活動がうまくいかないと焦ってしまう気持ちは分かりますが、3ヶ月くらいは要すものであると理解しておきましょう。
また現在は新型コロナウイルスの影響でそれ以前と比べて有効求人倍率が低下しています。転職の決まりやすさは外的要因にも左右されることを認識しておくことも大切です。
出典:
「(3)転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間」(厚生労働省)
「新型コロナが雇用・就業・失業に与える影響 国内統計:有効求人倍率」(労働政策研究・研修機構)
もし半年~1年も転職が決まらない場合は?
転職の軸や転職活動のやり方に何らかの問題がある可能性があります。
「なぜ内定が貰えないか?」を理解した上で、転職活動方法を見直しましょう。
それでは具体的に説明していきます。
なぜ転職先が決まらないのか?
端的に言うと「企業が求めている人物像に対してあなたがマッチしていないから」です。自社にマッチしていない人を採用すると企業としては下記のようなリスクを背負うことになります。
- 早期退職 (=採用・育成コストの無駄)
- 成果を出せない、活躍しない
- 他の社員に悪影響を及ぼす
そうならないために書類や面接といった選考を通して転職者をジャッジしています。では、なぜミスマッチと判断されてしまうのか詳しく説明していきます。
転職が決まらない理由:調査不足
下記のような自分、そして企業を知ることをおろそかにした結果、発生してしまうミスマッチは『調査不足』と言えるでしょう。
- 転職者のスキルや経験が企業が求める人物像に乖離があった
- 安定志向な転職者が成長志向が強い企業の選考を受けていた
- 転職者のやりたいことがその企業では実現できない
もちろん実際に選考を受けてみて調査した結果と違うということもあります。調べた上での「気づけて良かった」と調べもせずに受けるのでは話が違います。
「ネームバリューがあるから」「大手企業だから」という理由で選考を受ける人にありがちなので注意しましょう。
調査不足への対処法
やるべきことは大きく下記の3つのステップです。
- 自己分析で転職の軸を決める
- キャリアの棚卸しでスキル・経験を整理する
- 上記を実現可能な企業を探す
正しく自分の市場価値を把握した上で、それに見合った企業の選考を受けることが大切です。
転職が決まらない理由:準備不足
いくらマッチしていてもそれを企業側に伝えられなければ意味がありません。
例えば、履歴書や職務経歴書で記載する項目は分かっていても「なぜそれ知る必要があるのか?」「それから何を判断しているのか?」は理解していますか?そこを抑えられていないと書類で落ちてしまうことが続く可能性があります。
そして、面接であれば「緊張してうまく話せなかった・・・」ということもありますよね?
そうならないためにも選考には準備が必要です。
準備不足の対処法
履歴書・職務経歴書での書類選考、面接の役割や求められていることを理解しましょう。下記にそれぞれのポイントがまとめたので分からない方は参考にしてください。
そして、面接に関しては下記がおすすめです。
- 転職エージェント面接練習をする
- 選考スケジュールを調整して本命の前にいくつか面接を受ける
面接で聞かれる内容に大差はないので何度も同じ説明をすることになります。相手の反応を見ながら振り返りすることでブラッシュアップ可能です。ただし練習のために選考を受けるということがないようにしましょう。
転職が決まらない場合は、客観的なアドバイスが不可欠
『正しく自分の市場価値を把握した上で、それに見合った企業の選考を適切に準備して受ける』は、自分を客観的に判断する必要があり、簡単なようで難しいです。
特に「自分でこうだ!」と思って受けた結果、今転職が決まっていなければ第三者の客観的な意見が必要でしょう。
このときにおすすめなのが転職のプロである転職エージェントへの相談です。ただ闇雲に相談すればいいということではありません。自分の状況に適したエージェントである点がポイントです。
例えばハイクラスな転職がしたいのにそれに特化したエージェントに担当してもらえなければ、適切な情報や求人は得られないですよね。
この記事では第二新卒や若手におすすめのエージェントを紹介します。エージェントにも合う合わないがあるので複数登録して、状況に合わせて利用するのが良いでしょう。
参考記事:【20代向け】転職エージェントは複数登録が必須!その理由とは
20代におすすめの転職エージェント
初めての転職は、まず何から手をつければ良いか分からないという方も少なくありません。「履歴書や職務経歴書を作成しなければいけない」「面接の回答も考えなければ」「行きたい企業を見つけないと」など考えれば考えるほど混乱してしまうでしょう。
しかし、転職する際は最初にやるべきことがあります。それは「自己分析」です。これまで経験してきたことを棚卸ししていく作業になります。どのようなことにやりがいを感じたのか、反対に辛いと感じたのはどのような状況なのか、などを詳しくまとめていきます。
まとめられたら、なぜそれらの経験や実績を得られたのかその背景を深堀りしていきましょう。その後、自身の過去と企業や職種をマッチさせていきます。
自己分析が終了したら今度は「企業分析」「選考対策」を行いましょう。この3つの順番で考えていくことで転職活動をスムーズに進めやすくなります。
それでも、企業分析や選考対策はどのように進めれば良いのか悩んでしまうかもしれません。
基本的に転職時は「転職サイト」の活用をおすすめします。転職サイトは求人を探すサイトで、気になる企業を探せたり応募できたりします。とは言え、注意点もあります。転職サイトは非公開求人が多く、掲載されていない求人も多いという点です。(下記、参考記事ではおすすめの転職サイトを7つ紹介しているので参考にしてみて下さい。)
しかし、転職エージェントを活用することで非公開求人となっている企業の紹介をしてくれます。そのほか、書類作成や面接対策など選考対策も無料でサポートしてくれるのです。また、始めに説明した自己分析や経験の棚卸しに関しても、二人三脚で進めてくれるので安心です。
下記では、20代におすすめの転職エージェントを3つ紹介していきます。ぜひ、参考にしてみて下さい。
参考記事:【第二新卒】おすすめの転職サイト7選を求人数や特徴から徹底比較
第二新卒エージェントneo
20代が選ぶ満足度No.1の第二新卒エージェントneoは、第二新卒や既卒、フリーターなど若年層を中心に転職・就職サポートを行っているサービスです。30秒で簡単に登録でき、その後は、履歴書・職務経歴書の作成方法や面接対策、優良求人の紹介など無料で対応してくれます。
また、入社日の条件交渉や面接の日程調整なども代わりに行ってくれるため、忙しくて時間が取れないという方にもおすすめです。
現在までに22,500人の就職・転職支援実績を積んでいるほか、利用者からの高評価の声も多いため「初めての転職活動」も安心できるでしょう。
ハタラクティブ
ハタラクティブは"未経験からの正社員就職率が高い"と評判の就職・転職支援サービスです。利用者の3人に2人が正社員経験がない未経験で就職をしています。
紹介される求人は伸びている企業はもちろんのこと、安定している中小企業などさまざまな業界・職種が存在します。また、若手を長期的に育てたいという思いから経歴は重視せず人柄をしっかりと見てくれる企業が多いところが大きな特徴です。
利用時は、入社後のフォローまで長期的にサポートしてくれるため、転職に不安を抱えている方にもおすすめです。
第二の就活
20代の第二新卒、既卒、フリーター向けに就職・転職支援を行っている第二の就活は、敬遠されがちである就職活動に対する意識をチェンジさせるため、さまざまなサポート行ってくれます。現在までに、就職内定率は86%、入社後定着率は95%と高数値を叩き出しているほどです。
初回カウンセリングが約2時間のキャリアカウンセリングや、オーダーメイドの面接対策など、他社の10倍以上時間をかけるサポート体制なので「キャリアを魅力的に変化させたい」「就職・転職活動に苦手意識がある」といった方にもおすすめです。
さらに、厳格な判断基準を設けているため、ブラック企業を徹底排除している点も信頼を集める理由の一つと言えるでしょう。
転職が決まらないときのよくある質問
やはり、転職先が決まらず焦ってしまうと色々な疑問が浮かんでくるのではないでしょうか?そのような際に、よくある2つの質問をまとめてみました。
同じ様な理由で悩んでいる方は、ぜひ目を通してみて下さいね。
無職の期間があっても大丈夫?
通常、転職にかかる期間は1〜3ヶ月と言われています。
しかしこの質問者は、転職先がなかなか決まらずまた、現職も忙しいといった理由から「とりあえず退職してからゆっくりじっくり進めよう」と考えているのでしょう。
これに対しての回答は基本的にNOと言えます。
無職の期間を作ってしまうことでブランクが生じてしまうからです。そのため、企業側からは「なぜブランクが生じたのか」「その期間行っていたこと」などを詳しく聞かれる可能性が高いのです。また、無職だと当然収入は入ってきません。転職活動にもお金はかかるため、焦って転職先を決めかねないのです。
こういった理由から、十分な理由がない限り無職の期間を作らないようにした方が良いと言えます。
鬱が理由で決まらない・うまくいかないのでは..?
心の病を抱えていながら転職活動をすると、「うまくいないかもしれない」と考えてしまう方も多いので、安心して下さい。
なぜそのような症状になってしまったのかといったことから、客観的に振り返ってみて下さい。ひとつひとつ解決してみましょう。
また、不安が強いようであれば、転職エージェントに相談してみると良いかもしれません。
まとめ
今回は、転職先が決まらない際に不安や焦りを感じたら確認することについて解説していきました。いかがでしたでしょうか?
転職先が決まらないと誰しも焦ってしまうものです。しかし、どのような場面においても焦りは禁物です。なかなか決まらないからといって必要以上に落ち込む必要はない上に、「自分には魅力がない」と感じる必要はありません。
しっかりと自己分析や企業探し、選考対策を行っていれば自身に適した企業と巡り会えるでしょう。とは言っても、それらがきちんと出来ていないと、当たり前ですが内定も遠ざかってしまいます。
そういった状況を避けるためにも、本記事で紹介した転職エージェントを活用することで、書類添削から面接対策、企業紹介までサポートしてくれるので安心です。ぜひ、活用してみて下さいね。
この記事のまとめ
- 転職先が決まらないのは「ミスマッチだから」
- 「調査不足」「準備不足」を解消しよう
- 転職先が決まらない場合は客観的なアドバイスが不可欠
- 20代におすすめの転職エージェントは3つ