こんにちは!転職パイセンのヨックンです。
いきなりですが、「あなたのキャリアプランを教えて下さい」と質問されたらあなたはすぐに回答できますか?もし回答できないようであれば、第二新卒の転職は難しいかもしれません。なぜなら、選考の面接で聞かれるケースが多いからです。そのため、すぐにでも考えることをおすすめします。
しかし「考えて」と言われてすぐに思いつき実行に移せる方は多くなく、戸惑ってしまう方がほとんどだと思います。
そこで本章では、そういった方のためにキャリアプランの考え方や面接の質問例などを詳しくまとめてみました。
ぜひ、これを読みキャリアプランを考えてみて下さいね。




こんな方におすすめ!
そもそもキャリアプランとは何かを知りたい方
キャリアプランが必要な理由を知りたい方
キャリアプランが思いつかない場合の対処法を知りたい方
キャリアプランを考えるための3つのポイントを知りたい方
面接でキャリアプランを聞かれた場合の対応を知りたい方
第二新卒におすすめの転職エージェントを知りたい方
この記事の知っておいてもらいたいポイントを先に記載します。記事ではそのポイントについて詳しく触れているので読んでみてください。
先どり!この記事のポイント
1.キャリアプランは仕事上でなりたい自分になるため計画を立てること
2.キャリアプランは選考で必要な人物か否かを判断される材料となる
3.キャリアプランはゴールまで決めず数十年先の仮の目標を立てても良い
4.キャリアプランを考えるためには3つのポイントが重要
5.キャリアプランや転職の悩みはプロに相談すると良い
目次はこちらです。気になったところから読んでも大丈夫です。
目次はこちらです
キャリアプランとは?


「キャリアプランを考えた方が良い」「キャリアプランが大事」と言われても、本当の意味でその言葉を理解できていないと意味がありません。
キャリアプランは、仕事などにおいて自分がなりたいと思う姿、理想とする姿(キャリアビジョン)に対する計画です。分かりやすく言うと仕事における"なりたい自分"に対して「そうなるためにはどのようにしたら良いのか」計画を立てることと言えます。
自身のこうありたいと思う姿を実現するために必要なスキルや経験は何か、それをどのような時間軸で達成するのかを具体的な行動に落とし込んでいく必要があります。
「40歳で企業をするためにITに関しての知識をつける」「5年後に自分が経営するカフェを建てるために経営の勉強と資金調達をするる」などといったこともキャリアプランになります。
○年後にどのような自分になっていたいか、また、そのような自分になるために何をするかということを頭におきながらまとめてみましょう。
なぜキャリアプランが必要なのか?


第二新卒の転職活動においてキャリアプランが問われるシーンは「面接」がほとんどです。「どのようなキャリアプランを立てていますか?」と聞かれる場合もあれば、「数年後の自分はどのようになっていたいですか?」などと聞かれる場合もあります。(※聞かれ方については下記の章で詳しく説明していきます。)
企業は応募者がやりたいことを自社で実現するために必要な「スキル・経験を持っている方」もしくは「そのポテンシャルを持っている方」を採用し、より長く働いてほしいと思っています。
そのため選考において、応募者が最適な人物か否かを判断するための一つとしてキャリアプランを確認しているのです。なぜ確認するかというと面接で応募者が描いているキャリアプランを自社で実現出来ない場合、すぐに辞めてしまう可能性があるからです。
裏を返せば、キャリアプランと企業でできることの整合性が取れていれば良いということです。
「キャリアプランがない」「キャリアプランが思いつかない」どうすればいい?


友人や上司、パートナーに「自分は将来こうなりたい」「仕事で○○ができるようになりたい」などと将来を語られて焦った経験がある方もいると思います。
さまざまな情報を目にしたり、本サイトに目を通してもらえている方はもう理解できていると思いますが、第二新卒は社会人としての経験が短いです。その短期間で自分のなりたい像が明確な人は多くないはずでしょう。
そもそも、社会人経験が豊富な人であってもキャリアプランは何年かに一度は見直すものです。それに、予想通りにならないからこそ面白いものでもあります。従って、社会人人生のゴールまでを決める必要はなく、5年〜10年程度の期間で仮の目標ができていれば良いと言えます。
キャリアプランを考えるための3つのポイント


上記の章で説明したように「キャリアプランがない」「キャリアプランが思いつかない」という方も多いのではないでしょうか?
第二新卒だと特に、経験が浅くスキルもあまり持ち合わせていない方がほとんどのため焦ってしまうかもしれません。しかし「自己分析」「キャリアの棚卸し」の2つのポイントをしっかりとおさえていれば焦る必要はありません。
以下の方法で自分なりのキャリアプランを描いていきましょう。
キャリアプランの考え方① 自己分析
転職を検討していると、さまざまな場面で「自己分析が大事」「自己分析ができていないと後々困る」などといった意見を目にすることが多いはずです。それもそのはず、自己分析は転職活動における「企業探し」「選考対策」「選考を受ける」という全ての場面で必要になってくるからです。
しかし、分析ができていないと、行きたい企業がまとまらずミスマッチが起こってしまったり選考対策がうまくできなかったりなどといったことが起こります。その結果、なかなか内定をもらえず転職失敗とも言える最悪のケースが考えられるのです。
そういったことを避けるためにも「自分という人間を嘘なく掘り下げていく」「自分だけでなく企業の立場になり、より魅力的で働いてもらいたいと思ってもらえるように掘り下げていく」といった点が重要です。
そうすることで、行きたいと思える企業から内定を貰えるだけでなく、自分を理解できることでより長く働き続けることができるでしょう。自己分析から自分のなりたい像を見つけられると良いです。
キャリアプランの考え方② キャリアの棚卸し
自己分析ができたら、次に「キャリアの棚卸し」をしてみましょう。
社会人として働き出してから現在まで、携わってきた職務などを書き出してみて下さい。そこから今現在、自分が持っているスキルや経験を整理していくのです。
その書き出した中から、自身の強みや得意分野、反対に弱みや苦手分野を洗い出してみましょう。
例えば同じ営業という職種についている人がいたとします。しかし、ひとりひとり営業手法や意識していることは異なるはずです。コミュニケーションを大切にしながら営業をする人もいれば、とにかく分かりやすい説明を心がけている人もいると思います。
そのため、「営業しかやってきていないからスキルがない」「事務職だしとくにアピールできるポイントはない」などという思い込みは一旦取り払い、客観的に自分の現状を可視化してみることをおすすめします。それがキャリアを棚卸しすることの最大のメリットと言えます。
できることや得意なことの中から自分のこれからを見つけていくというイメージを持ってみて下さい。
女性のキャリアプラン
近年、男性の育児休暇取得率が高まっていることを知っていますか?しかし、2020年時点でわずか6.16%という数値が出ています。一方で女性は82.2%です。つまり、女性は妊娠、出産、育児による一時的なキャリア中断の可能性が男性よりも高いと言えます。
たとえ「働き続けたい」「子育てに専念したい」という希望を持っていたとしても、自分の思い通りにいくかどうか分からないから考えても無駄なのではないかと思うこともあるでしょう。
それでも自分なりのこうありたいという気持ちを書き出し、しっかりと意識しておくことがポイントと言えます。なぜなら、現実味を帯びた時に漠然と「このままでいいのかな?」という不安やモヤモヤを抱えてしまうことがあるからです。解像度が荒い状態は漠然とした不安を感じやすいのです。
このまま働き続ける場合、一時的に中断する場合などいろいろなケースで考えてみるのが良いかもしれません。
出典:「平成30年度雇用均等基本調査(速報版)」(厚生労働省)
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面接でキャリアプランを聞かれたら?


キャリアプランが問われるシーンは「面接」がほとんどだと説明しましたが、実際どのように聞かれるのか不安な方もいるでしょう。
そこで本章では、キャリアプランに関する質問は面接でどのように聞かれるのか実際の質問を例に挙げ解説していきます。
「面接が苦手」「どう聞かれたらキャリアプランを伝えるべきなのか分からない」と悩んでいる方は、ぜひ目を通してみて下さい。
実際、キャリアプランはどのように聞かれる?
面接で「キャリアプランはありますか?」と単刀直入に質問をしてくる企業ばかりではありません。「キャリアプラン」という言葉を言わずに質問されるケースもあります。
【面接でのよくある質問例】
①キャリアプランはありますか?
これはよくある聞かれ方です。難しく考えずどのような将来像を描いているのかを答えましょう。
②今後、どのような職種に就いていたいですか?
入社後「どうなっていたいのか」「どのようなキャリアを積んでいきたいのか」などということを答えましょう
③5年後10年後にどうなっていたいですか?
目標設定力や実行力がある人なのかどうかを見ています。この場合も、自身で思い描くキャリアプランを話していきましょう。
キャリアプランを回答するときのポイント
上記で挙げた質問例の通り、企業によって聞かれ方は様々です。しかし、聞いている質問は「応募者がどうなりたいのか」また、「それに向けてどのような計画を引いているのか」「それに向けて具体的に何をしているのか」という3つになります。この3つを面接官にしっかりとアピールできているのか否かが非常に重要です。
とは言っても、どのようにまとめたら良いのか難しいと思います。これは「自己分析」や「キャリアの棚卸し」で見えてきたことを整理して話せば良いのです。
但し、退職理由と志望動機との一貫性があるようにすることが大切です。
将来なりたい自分、それに対するキャリアプランが「現職だと実現できないから転職する」という回答の流れだときれいにまとめられるでしょう。
キャリアプランや転職の悩みは、プロに相談してみよう


転職理由は人それぞれですが、転職を検討しているということは現職に対して何らかの不満を抱えているのではないでしょうか?しかし、もしそれが漠然としている場合は、キャリアプラン以前にそこを明確にすることが先決となります。
例えば「上司がきつく当たってきて辛い」「陰で悪口を言っているのに良い顔をしてくる同僚が嫌だ」などといった人間関係の問題である場合、「仕事のやりがいを感じられない」といった仕事内容が問題である場合、さらには「給料を一切あげてもらえない」「ボーナスがない」などといった給料面などが問題として挙げられるかもしれません。
そこの解像度を上げることで次のステップが見えてくる可能性は高いです。
しかし、一人で考えるのも限界があります。そこでおすすめなのが壁打ち相手として転職エージェントを活用することです。転職エージェントについては下記の章で説明していきます。
第二新卒におすすめの転職エージェント


転職エージェントは転職者と企業間に立って、より良い転職をサポートしてくれる存在です。ひとりで行うと時間がかかる経験の棚卸しから企業探しなどを行ってくれます。また、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などにも対応してくれるため、経験の浅い第二新卒におすすめです。
しかし、世の中にはさまざまな転職エージェントサービスが充実しています。そのため自身に適したところを選択しなければ、失敗に終わってしまったり企業が見つからなかったりすることも考えられます。
そのような状況を避けるためにも、第二新卒に特化しているエージェントを利用するようにしましょう。
本章では、第二新卒におすすめのエージェントを3つ紹介していきます。
第二新卒エージェントneo
株式会社ネオキャリアが運営する第二新卒エージェントneoは、第二新卒など20代に特化した就職・転職サポートサービスです。18歳〜28歳までの支援実績は22,000以上とその数値からも、サービスを信頼し利用する若者が多いと分かるでしょう。
登録後はプロのキャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の書き方を教えてくれるほか、面接対策なども行ってくれます。さらに、業界や職種についても詳しく教えてくれたり適した企業を提案してくれたりします。これらのサポートが全て無料なので金額面も心配することはありません。
実際のサイトには、利用者からの声も掲載されているため、目を通してみることをおすすめします。
ハタラクティブ
ハタラクティブはカウンセリング実績110,000人、内定率は80%を超える就職・転職支援サービスです。就活アドバイザーがカウンセリングを行い、ひとりひとりのペースに合わせながら進めてくれるため不安なども相談しやすい環境です。
また、強みが活かせるような面接対策などを行ってくれるだけでなく、日程調節や面接前後のフォローにも対応してくれるため、そのようなところも高評価を集めています。
紹介される求人は経歴よりも人柄を重視する企業が多いため、未経験でも気になる企業がある場合、相談してみると良いでしょう。
第二の就活
20代の第二新卒、既卒、フリーターを中心に就職・転職サポートを行っている第二の就活は株式会社UZUZが運営しています。働くことが怖い、就活はやりたくないと考えている若者の思いを払拭するため、さまざまな角度から支援してくれます。
また、若者のキャリアを魅力的に変えるために、就活サポートも充実させています。特に20時間を超えるキャリアカウンセラーの個別サポート、ビジネスマナーなどの講習を無料で受けられる集団サポートといったものを自身で選択できる点も魅力的です。
実際のサイトには支援内容のほか、就職・転職に関する様々な記事も記載されているため目を通してみて下さい。
まとめ
今回は20代の転職において、キャリアプランの考え方や面接の質問例について解説していきました。いかがでしたでしょうか?
自分の人生を中長期的に考え、さらにそれを相手に伝えるのは非常に難しいことです。しかし、転職活動の面接ではほとんどの確率で聞かれると言えます。そのためしっかりと考え回答できるようにしなければいけません。
なかには「分かっているけれど、うまくまとめられない」という方もいるでしょう。そういった場合は、本記事でも紹介した転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
この記事のまとめ
キャリアプランとはキャリアビジョンに対する計画のこと
キャリアプランは面接で問われるケースが多い
キャリアプランを考えるためには3つのポイントがある
キャリアプランを回答するときは3つのことを意識すると良い
キャリアプランや転職の悩みはプロに相談してみることが成功の近道