こんにちは!転職パイセンのレイです。
「働きながら転職活動をする予定だけれど、新しい会社の入社時期を先に決めておかないと!」と考えている方もいるでしょう。
第二新卒の転職は、入社時期を考えそれに向けて転職活動のスケジュールを立てていかないと、思ったようにうまく進まなかったりそもそも募集が少なかったりといったことも考えられます。
入社時期は4月や9月、10月が良いといった情報もありますが、実際はどうなのでしょうか?
本記事では、第二新卒におすすめの入社時期ほか、第二新卒の転職の準備期間などについても詳しく解説していきます。
こんな方におすすめ!
- 第二新卒の転職での入社時期は何月が良いのかを知りたい方
- 第二新卒の転職の準備期間について知りたい方
- 入社時期のほかに考えなければいけないポイントを知りたい方
気になった部分だけ、目次から選んで読むこともできますよ。
目次はこちらです
第二新卒の入社時期
この章は、記事の内容を要約してまとめています。
以降の章でより詳しい内容を記載しているため、気になる内容がある方はぜひ読んでみて下さい。
入社時期は何に影響するか
そもそもなぜ入社時期を気にしなければいけないのか、転職活動において入社時期は何に影響するのか知っていますか?
実は入社時期によって「キャリア進捗が変わる」そのほか「求人数・研修体制が変わる」と言われています。
それらの具体的な内容については2章で解説しているので、読み進めてみて下さい。
入社時期は何月がいいのか
上記で説明した「求人数・研修」のことを考えると、4月もしくは10月が良いと言えます。
しかし、キャリアなどを考えほかに優先すべきことがあるようなら、これに限りません。
具体的な内容や、第二新卒で入社時期の希望を聞かれた場合についても3章で解説しているので、読み進めてみて下さい。
準備期間はどれくらい必要か
転職を検討していると、転職の準備にどのくらい時間が必要なのか疑問に感じるでしょう。
転職とひとくちで言っても「自己分析」からはじまり「業界・企業分析」「現職の退職」「選考」「入社調整」とやらなければいけないことが沢山あります。
そのため、半年程度を見ておくと良いでしょう。
これらの詳しい内容については4章で解説しているので、読み進めてみて下さい。
入社時期より転職理由を
もちろん入社時期によっていくつか影響を受ける事柄もあります。しかし、入社時期よりも転職理由をしっかり考えることが、転職成功のための重要なポイントなのです。
自己分析から転職理由が適切に定義できているのかを見てみましょう。
とは言え、経験が浅い第二新卒は自己分析自体が難しいのです。そのため、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
これらの詳しい内容については5章で解説していますが「第二新卒エージェントneo」「第二の就活(ウズキャリ第二新卒)」は本記事でおすすめしているエージェントでもあるので、ぜひ下記ボタンからチェックしてみて下さい。
第二新卒の入社時期は何に影響する?
特に入社時期などを考えず「現職を今すぐ退職したいから」「とりあえず退職したい」といった思いで、転職活動している第二新卒の方もいるのではないでしょうか?
しかし、第二新卒は入社時期によって2つの事柄に影響が出ると言われています。
本章ではそういった内容について詳しく解説していくので、チェックしてみて下さい。
キャリア進捗が変わる
第二新卒は入社時期で「キャリア進捗」が変わるケースが考えられます。
第二新卒の場合、社会人として3年未満でまだまだ経験値が浅いということもあり、これまでの経験やスキル、実績によって採用時の見られ方が変わってくるのです。とはいえ「転職が早ければ良い」「転職が遅ければ良い」という訳ではないので焦らないで下さい。
まずは、あなたが何故転職をしようとしているのか、現職で何を成し遂げて転職するのかを考えてみましょう。
求人数や研修体制が変わる
キャリア進捗のほか、第二新卒は入社時期によって「求人数・研修体制」が変わってきます。
企業には採用計画というものがあります。
このような計画を元にまとまった人数を採用する場合、まとまって研修が行えると諸々スムーズに進み、さらにはコストも減らせると考える企業がほとんどでしょう。
上記のような計画から、新卒入社と同時期になる4月や欠員が出る10月に採用が固まるのです。これらの内容については下記章で詳しく解説していきます。
第二新卒の入社は何月がいい?
第二新卒の場合、新卒と異なり通年で求人がある状態です。そのため、年度の始まりでもある4月以外でも転職が可能です。
「求人数」「研修」などを考えるとなかでも4月や10月がおすすめと言えます。求人数は1〜3月、7〜9月が増加傾向にあるため、4月10月に採用人数も増え企業の選択幅も広がり転職しやすいからです。
とはいえ、他に優先すべき事項があればこれに限らないということを頭に入れておきましょう。
また、時期にこだわりすぎて自身のキャリアや目標を見失ってしまってはいけません。そのため、今後のキャリアをよく考え月日に囚われすぎないように注意しましょう。
4月入社
4月入社の場合、新卒と入社時期が重なるため企業全体の研修を受けられるケースが多いです。要するに企業からの受け入れ体制がしっかりと整った状態で入社できると言えます。このような状況だと第二新卒でも同時期に入社した人との関わりを持て人間関係も築きやすいでしょう。
また、現職でボーナスがある方はそれを受け取ってから転職が可能な点もメリットとして挙げられます。
10月入社
多くの企業にとって9月が上半期の終わるタイミングになります。そのため、企業側は10月入社に向けて採用を強化する傾向があります。
また、上半期が終了しそのタイミングで退職希望者や人事異動が起こりそこの欠員を補充するため、採用活動が行われるのです。
こういったことから需要と供給がマッチする時期だと言えます。
4月入社と同様に10月入社のメリットは、ボーナスを受け取ってからの転職が可能な点が挙げられます。
第二新卒で入社時期の希望を聞かれたら?
採用選考時に、入社時期の希望を聞かれるケースも少なくありません。この場合、やる気を見せるためにも「4ヶ月先の10月が希望です。」「4月入社を希望します。」などと先の月を述べることを避けるべきです。
「早く御社で働きたいけれど、御社側の都合や現職の退職時期も考慮します」などと答えることをおすすめします。
第二新卒の転職はどれくらいの準備期間が必要?
転職活動は「自己分析」「業界・企業分析」「現職の退職」「選考」「入社調整」などやらなければいけないことが多くあります。前述した流れを見るだけでも「どれくらいの準備期間が必要なの?」と悩んでしまいますよね。
基本的に第二新卒の転職準備期間は、半年程度を見ておくと良いでしょう。なぜなら、転職経験が無いことだけではなく、社会人経験の浅さからそれぞれの項目に時間がかかる傾向にあるからです。
下記では5つの項目について、それぞれ詳しい内容を説明していきます。実際の流れやどういったことを行うのか理解しながら、自身の転職活動の流れを整理してみて下さい。
自己分析
転職活動は①応募する会社を探す②書類や面接の準備を行う③選考を受けるという流れで進めてきますが、この3つ全てに自己分析が大きく関わってきます。転職活動の基本は自己分析と言っても良いかもしれません。
これらがしっかりできていないと、企業選択でブレが生じたり、後の選考対策が上手くいかなかったりといった状況に陥ってしまう可能性が高まります。
基本的に自己分析は「経験した業務の棚卸し」「各業務で良かった経験や嫌だった経験をまとめる」「業務経験をまとめる」といった方法で行います。自己分析の詳しい方法については、参考記事に目を通してみて下さい。
参考記事:第二新卒の転職は「自己分析」が鍵!転職成功に導くやり方とは?
業界・企業分析
自己分析をした上で、業界・企業分析をしていきますが、何度も伝えているように第二新卒は社会人経験が浅いのでどうしても分析に時間を取られてしまいます。
業界の選び方としては、「給与水準が高い業界」「ホワイト企業と呼ばれる業界」「成長産業」「人気の高い業界や流行りの業界」といった4つを見ることをおすすめします。
また、募集職種や会社の規模を見たり職種で見たりすることも大切です。
業界選びに悩む場合は『【2022年版】第二新卒におすすめの業界!狙い目はココだ』を参考にしてみてください。
現職の退職
内定が決まった後に退職の意向を伝えてしまうと、時間が取られてしまったりなかなか辞められなかったりするケースも考えられます。そのため、早めに伝えておくことをおすすめします。
とはいえ、辞められない=引き継ぎが終わらないといった理由も大いにあるので、引き継ぎの準備も早めからしておくようにしましょう。
参考記事:働きながら転職は辛い?時間がない人におすすめの転職活動方法
選考
転職において「履歴書・職務経歴書」などの書類作成、実際に企業の方と話す「面接」といった選考が行われます。転職活動では、これら選考対策の時間も大切です。
ここに時間を取られているという転職者も多いのではないでしょうか?
しかし、上記まで説明してきた自己分析や、業界・企業分析がしっかりと出来ていれば、時間をかけなくて済むだけでなく、自分自身を着飾ることもないためスムーズに進みやすいのです。要するに仕上げだけを行えば良いという状況になります。
参考記事:第二新卒の面接は転職理由が重要!よくある質問と回答例
入社調整
企業によって、募集した時点で入社日が決まっているケースと決まっていないケースがあります。
入社が決まっているケースは、社内人事などの退職・異動といった欠員を伴う募集の場合が多いです。一方で入社日が決まっていないケースは、流動性が高い業界だったり中途採用を積極的に行っている企業だったりする場合が多いです。
どちらのケースでも調整が必要になれば、内定までの早い段階で交渉するようにしましょう。
この場合、自身が最短で入社できる日と希望する入社日のバランスをとった上で伝えることが大切です。
第二新卒は入社時期より転職理由を考えよう
第二新卒における転職の成功と失敗は、自己分析から転職理由が適切に定義できているのか、という点が大きく関わってきます。
なかには、キャリアプランについての知見や優位性もほとんどつけられていないまま早期退職する第二新卒もいるかもしれません。そういった方は、企業側から厳しく見られた結果、内定が難しくなる可能性も高まってしまいます。
企業側は「なぜ転職する必要があるのか、なぜ自社なのか」「転職者は何ができる人なのか、それを自社でどう再現してくれるのか」といった点を選考過程で見ているのです。
だからこそ、まずは転職理由を明確にする必要があります。
こういった内容については下記参考記事に詳しく記載しているので、合わせて目を通して見て下さい。
参考記事:第二新卒は「やばい」「使えない」。それでも転職に成功した秘策とは?
第二新卒専門のエージェントに相談しよう
自己分析をしっかりと行った上で、転職理由を適切に定義することが大切だと分かってはいても、いざ考えてみると難しいという方も少なくないでしょう。確かに、ひとりで考えても何が正解なのか分からなかったり先に進まなかったりするかもしれません。
こういった状況を避けるためにも、第二新卒専門の転職エージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェントは、さまざまな業界を知っているほか、第二新卒の転職サポートの経験も豊富です。そのため、ひとりで抱え込まずに転職活動を進められます。
また、会社側の都合を探ってくれるので、入社時期に関しても適切な時期にしやすいといったメリットもあります。
とはいえ転職エージェントと言ってもそれぞれのサービスで特徴が異なるため、自己分析もサポートしてくれるエージェントを探すことを推奨します。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、1名あたりのサポート時間が平均8時間、18〜28歳までの就職・転職支援実績が22,500人(2021年11月現在)の転職エージェントです。2020年12月期「ブランドのイメージ調査」においては「おすすめしたいエージェント」や「就職・転職相談のしやすさ」「就職・転職満足度」といった項目でNo.1を獲得しています。
登録後のサポートでは、書類添削や面接対策を行ってくれるほか業界・職種についても教えてくれるので「キャリアチェンジしたいけれど未経験だし心配」という方にもおすすめです。
また、内定後も入社日の交渉や条件交渉、内定後研修といったアフターフォロー体制もしっかりと整っているので初めての転職も安心して任せられるでしょう。
第二の就活(ウズキャリ第二新卒)
株式会社UZUZが運営する第二の就活(ウズキャリ第二新卒)は、「働くことが怖い」「就活をやりたくない」という気持ちを抱える第二新卒や既卒などを対象にした、就職・転職支援サービスです。
大きな特徴として、総カウンセリング時間が20時間を超えるキャリアカウンセラーによる個別サポートや、ビジネスマナーなど豊富な講座が無料で受けられる集団サポートなど自身に適した就活サポートを選択できる点が挙げられます。
また、東京・大阪・横浜にオフィスを構えていますが、近くにオフィスが無い場合はテレビ電話でカウンセリングしてくれるなど全国どこでも面談可能なところも魅力的です。
公式HPのほかTwitterやYouTubeでも就活・転職に関する有益な情報を発信しているためチェックしてみて下さい。
マイナビジョブ20's アドバンス
マイナビジョブ20's アドバンスは、株式会社マイナビが運営している既卒未就業者を対象にした転職・就職サポートサービスです。
プロのキャリアアドバイザーが在籍し、転職者が過去に行った就活において、良かった点や悪かった点の振り返りを行ってくれるだけでなく、これからの就活に対して方向性を一緒に考えるところから全面的にサポートしてくれます。
最短約2週間で内定をもらえるケースもあるほか、信頼性が高い適正診断を参考にキャリアカウンセリングを行ってくれるため「転職・就職活動に不安がある」という方にもおすすめです。
まとめ
今回は第二新卒の転職時期について解説していきました。いかがでしたでしょうか?
第二新卒の転職は4月入社、10月入社がおすすめです。そのため、入社月から逆算して転職活動を進めてみましょう。しかし、早期退職をしている第二新卒はマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。そのため、転職時期よりも転職理由が重要になってくるのです。
とはいえ社会人経験の浅い第二新卒が、ひとりで転職活動することによって思うように進まないことも少なくありません。
そういった状況を避けるためにも本記事内で紹介した、転職エージェントの活用をおすすめします。より良い転職になるよう、サポートしてくれるでしょう。
この記事のまとめ
第二新卒は入社時期によってキャリア進捗が変わったり求人・研修体制が変わったりする
第二新卒の入社時期は4月もしくは10月がおすすめ
第二新卒の転職準備期間は半年程度
第二新卒の転職は入社時期より転職理由を考えておこう