こんにちは!転職パイセンを運営しているヨックンです。
頑張って就職活動を行い何とか入社をしたけれど、自分に合っておらず新卒2年目(社会人2年目)で転職したいと思っている方はいませんか?勤続年数も短く、転職ができるのか不安に感じている人もいるでしょう。
そこで今回、新卒2年目の転職で知るべき3つの法則について詳しく解説していきます。転職のメリットや成功法なども詳しく説明をしているので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな方におすすめ!
- 新卒2年目で転職を検討している方
- 新卒2年目の転職でよくある失敗を知りたい方
- 新卒2年目の転職活動の流れやコツを知りたい方
詳しく解説しようと思ったら、記事が長くなってしまいました。そこで先にポイントだけをまとめて紹介しておこうと思います。
先どり!この記事のポイント
- 新卒2年目は転職適齢期だから正しく行動しよう
- 仕事内容や人間関係で悩み転職を考える人が多い
- 新卒2年目の転職は3つのメリットがある
- 転職理由に応じて戦略が変わる
- 新卒2年目の転職を失敗してしまうのは3つの理由がある
- 転職活動の流れは4Stepを理解しよう
目次はこちらです
新卒2年目、転職を考えたらとりあえず買うもの・やること
新卒2年目で転職を考えている人はまず何から始めたら良いのか迷ってしまうと思います。
買うもの、そしてやることがしっかりとあるのでぜひ読んでみてください。
新卒2年目は「転職適齢期」。正しく行動すれば明るい未来が待っている
新卒2年目は、転職する場合でもしない場合でも今後の方向性を合わせることが大切な時期です。
飛び立ったすぐ後の飛行機を想像してみてください。高さはまだ低いけれど、行きたい場所や高さに方向を合わせられることで行きたい場所に行けると思います。
新卒2年目の場合で考えてもまだまだ先は長く、ここで方向性を合わせることができればあとあと自然に夢が叶っていき、明るい未来が待っているでしょう。また、リスクが取れるため人生を変えるのにベストなタイミング=転職適齢期でもあります。
20代は活躍できなくてもキャリアへの影響は少ないのです。しかし自分自身は同年代と自分を比較して苦しんでしまうこともあります。新卒2年目や3年目は、同期とも大した差がつきにくいから自分を卑下することもほとんどない上、失敗してもダメージが少ない言わばゴールデンタイムなのです。
新卒2年目はやりたいことをぼんやりでも見つけることが必要
新卒2年目は社会人になりたてです。そのため将来のビジョンを見つけることは不可能に近いです。しかし何となくで良いので「こうありたい」「これがやりたい」という漠然とした仮のイメージを持っておくことが大切です。
この時、正解である必要は全くありません。働く環境をイメージに近づけて感覚とズレが生じていたらやり直せば良いだけです。
良くないことは「何も考えないこと」や「間違わないことにこだわってしまうこと」です。心配や不安があっても一歩前に進むことが将来の一味違った自分を作ります。
転職を考えたら、とりあえず方眼ノートと3色ペンを買おう
転職を考えていてこの記事をスマホで読んでいる人には方眼ノートと3色ペンを買うことをおすすめします。
方眼ノートは自分の考えていることを自由に書けます。そこに3色ペンで仕事について色々書いてみてください。
主に書いてほしい内容は「どのような仕事をしているのか、してきたのか」「仕事で楽しかったことや、充実感があったこと」「仕事で嫌だったこと」です。
これを3日間、できれば1週間程度続けていると段々と自分の考えが見えてきます。
ノートとペンを買わなくても、転職サイトには登録しよう
ノートとペンを買うことに抵抗がある人もいると思います。そういった方は転職サイトには登録をしておくことをおすすめします。
転職サイトについては後ほど詳しく解説していきます。
求人情報のメールマガジンは貴重な情報源
転職サイトに登録すると、自分の属性に合わせて求人情報のメールを定期的に送ってきてくれます。件名だけ見ておくだけでもどういった業界の求人が多いのか、自分にはどのようなポジションへの募集が集まりやすいのか、などと転職への感触が掴めてくるでしょう。
そのため転職活動を本格的に始めるという人でない場合も、とりあえず登録だけしておくのも良いかもしれません。
相談できる「転職のプロ」とつながれる
どういったキャリアが良いのか、採用が多い業界だったり企業側の情報だったりといった部分はなかなか自分で見つけることは難しく、転職エージェントから得られることが多いです。
転職エージェントは求職者と企業の間に立つ人のことです。「転職したい人」からも話を聞くので、企業の雰囲気など正確な情報を知っています。
また、Webでは書けない情報も聞けるので転職するかどうかを選択する点でも役立ちます。
新卒2年目の転職でよくある転職理由
今、転職を検討している人はどういった理由がありますか?仕事だったり人間関係だったり色々だと思います。
ここでは新卒2年目の転職でよくある理由について紹介していきます。
仕事内容の悩み:「この仕事を続けててもプラスにならない」
特に多い悩みはやはり仕事内容についてです。
人生において働く時間が長いので将来性を感じない仕事内容の場合、続かないかもしれません。
仕事内容が希望と違う・価値観が興味が変わり違う仕事をしたい
新卒で入社したものの、自分が興味を持っていた仕事でない場所に配属されてしまう可能性があります。また、希望通りの配属だったとしても、実際に働いてみるとイメージとは異なるケースもあるのです。
100%満足できる仕事がないと分かってはいても、続けていくのは辛いため仕事の内容に興味を持てない場合、転職を検討する人は多いでしょう。
積みたい経験を積めない、成長できない
業界や会社にもよりますが新卒の場合、雑務ばかりで自分の本当にやりたい仕事に携わらせてもらえなかったりチャレンジができなかったりすることが多いです。
仮に色々な経験をさせてもらえる会社だとしても、業界自体が需要が減少している斜陽産業だったり、業務の進め方が時代遅れだったりします。
そのため、そういった会社で仕事を覚えても将来に役立つ内容なのか不安に思えてしまい転職を考える人もいます。
人間関係の悩み:「上司や先輩とうまく働けない、性格的に合わない」
仕事はチームでこなしていくものです。だからこそ、メンバーで目標を決めてその中で役割分担を行うことが基本でもあります。
しかし上司が能力不足だと、何を行えば良いか分からなくなり、結果的にチームの中で活躍できないだけでなく全体での評価も下がってしまいます。
また、上司やメンバーと考え方や性格が合わず悩んでしまうことも多いです。目の前のことから考えるタイプや長期的な目標から逆算するタイプ、細かいことをどこまで気にするかなどといった点はチームによって異なります。そのため、自分と考え方や進める方向性が合わないと怒られる頻度も当然上がり、フラストレーションが溜まっていく一方です。
そういった人間関係で悩み転職を考える人も多いです。
会社への不満:社風が合わない、強みがなくて業績が不安
会社に勤めていれば「社風」という言葉をよく耳にすると思います。会社に在籍する人に共通する価値観や性格、会社の目標や働き方をまとめたものです。端的に言うと、働いている際、それらの考え方にモヤモヤしたりイライラしたりすることが多ければ社風に合っていないことが多いのです。
実際には、その社風により年上や上司に意見を言うことを許されず絶対服従といったことだったり、フィードバックがダメ出しばかりだったりといった会社もあります。
また、社風に不満がなくても会社に強みがないと不安になるといった声もあります。会社に売れ筋の商品やヒット商品がなかったり明らかに効率の悪い業務をしている場合、「この会社に将来性はあるのか」と不安になってしまうのです。
待遇が悪い、仕事量やストレスが多過ぎて、消耗してしまう
他社と仕事の内容が似ていても給料や手当が少ないといったこともあります。一言でいうと割りに合わない仕事だったり待遇が悪かったりして、退職を考える人も多いです。
この場合労働時間が長すぎたり、休日も働かされたりと求められることもあるでしょう。
いくら仕事内容が立派でも、役に立つ経験を積めたとしても、生活全体で見た時にマイナスになってしまっているということはあります。
結果的に、過酷すぎて体調を崩してしまって働けなくなることもあるので注意が必要です。
新卒2年目で転職は可能
新卒2年目で、社会人経験が短く転職できるかどうか不安に思う人もいます。
しかし実際のところ新卒2年目でも転職は可能なのです。
企業には、「若手人材」が不可欠
企業は管理職だけで成り立つことはないので、現場で手を動かす人が必要です。
その点、若手人材は吸収力が高く仕事のやり方はすぐに覚えられます。また、新しいツールなどもすぐに使用できるようになるので、現場で手を動かす業務の新陳代謝には欠かせない存在=若手人材は不可欠なのです。
少子化で、若手人材の採用が難しくなっている
しかし、少子化で若手人材の採用が難しくなっていることも現実です。若手人材が欲しいけれど、少なくなっていることもあり採用数が比例していないのです。
業界や会社によっては、常に若い人材を求めている人手不足が発生している状況もあるため、転職は可能なのです。
新卒から3年以内の転職でも不利にならない時代になった
ひと昔前までは、石の上にも3年という言葉があるように1度勤めた会社が続けた方が良いという考えがありました。逆に言うと3年以上の経験がないと「嫌なことからすぐ逃げる」という印象を持つ企業側も多かったのです。
しかし現代はその考えが変わりつつあります。新卒から3年以内の第二新卒を積極的に採用するようになっているのです。
とはいえコロナウイルスの感染が拡大しているため有効求人の倍率は低下傾向にあることは忘れてはいけません。
【鉄則1】新卒2年目は転職メリットが大きい
転職をするとデメリットが多いと感じてしまう人もいるのではないでしょうか?
しかし、実はメリットが多いと言われています。3つの理由を説明していきます。
新卒2年目は、転職の選択肢が広い
基本的に中途採用の場合、前職の業務を活かせる仕事から転職先を選びます。そのため、業界または職種が同じ仕事に転職するのです。
しかし新卒2年目の場合、社会人経験が3年以内ということもあり会社や職種の色に染まっていないと見られやすく、今の業種に縛られず、自由に業界や職種を選びやすいです。
仕事は問題解決だったり目標達成だったりすることはどの企業でも変わらないため、資格が必要な仕事を除いて、選択肢を広く選ぶことができます。
新卒2年目は、転職に失敗しにくい
新卒は学校を卒業してからすぐ会社に入社するため、社会人経験がありません。しかし第二新卒は、社会人経験があるため業界や職種から仕事のイメージを持ちやすく、自分に適している会社かどうか精度高く判断できます。
また第二新卒で転職した場合、中途採用枠よりも転職先の期待値が低いためその分プレッシャーも弱くなります。
万が一、転職に失敗したとしても20代中盤ということもあり、もう1度転職することになっても選択肢は比較的広い点もメリットです。
転職は、「タイミング」や「仕事内容」「会社」を自分で選べる
現職の仕事内容に不満を抱えている場合、転職ではなく社内異動で解決することも不可能ではありません。
しかし社内異動はタイミングが選びにくく異動を希望してもいつ実現するか分かりません。また社風に不満があった場合は社内異動では解決できなかったり、転職と比較し選択肢が狭かったりします。そのため社内異動は転職よりも難しいと言えます。
その点、転職であればタイミングや応募先は自分で決められるので理想通りのキャリアチェンジがしやすいのです。
【鉄則2】転職したい理由に応じて転職の戦略が変わる
転職したい理由は全ての人が同じではなくそれぞれ異なります。
そのためその理由に応じて転職の戦略は変わっていくのです。きちんと知っておきましょう。
現職でのストレスが大きすぎたり「ブラック企業」の場合はすぐに転職すべき
残業時間が多い、休日も仕事をしなければ終わらないといったように労働条件が悪かったりコンプライアンス上問題があるようなブラック企業の場合、早急に転職することをおすすめします。
環境のせいで体力的にも精神的にも壊れてしまい、病気になってしまうことも考えられます。また、一度体調を崩してしまうと回復までに時間がかかるというだけではありません。診療内科などへの通院歴があるだけで数年間は生命保険に入れなくなり結婚や子どもを授かる場合に困ってしまうこともあります。
「新しい仕事にチャレンジしたい」なら転職しやすいが、転職先のリサーチを入念に
新しい仕事にチャレンジしたいといった場合、転職理由がポジティブということもあり応募先からの評価は高くなりやすいです。
一方で「今の仕事も望んで入社したのに、短期間で別の仕事を希望するのは、転職してもまた別の仕事をやりたくなるのでは?」という懸念も持たれやすいのが事実です。
この場合、「この仕事でしっかりと成果を出したい」と考えていることを転職先に理解してもらうために、転職先での仕事をきちんと理解し、自分の志望動機と擦り合わせることが必要です。
転職のきっかけが「現職への不満」なら、「転職先でやりたいこと」を見つけよう
現職に不満を感じて、転職を検討している人も多いでしょう。
面接でそれをそのまま伝えることは良くないですが、そういった理由で転職することは決して間違いではありません。
その不満を解消するために転職先でやりたいことを見つけましょう。
「現職に不満があるから転職」と言われても、応募先は困惑してしまう
現職に不満を感じていることは問題ありません。実際、「労働時間が長すぎる」「給料や手当が少ない」「社風や会社で働く人と価値観が合わない」「仕事内容に興味が持てない」といったような悩みや不満を抱える人もいます。
しかし、不満だけを転職理由にしてしまうと企業側からは「不満には共感できるが、当社があなたを採用するメリットは何なのか」と思われてしまいます。
仮に優秀な人材だったとしても、不満を持ちやすいタイプでまた嫌なことがあればすぐに転職してしまうのではないか、採用してもリターンが少なそうと評価され不採用になってしまう可能性が高いです。
志望動機の基本は「私を御社に入れて頂けたら、御社も私もハッピーです」
採用にはコストがかかっています。そのため、コストを回収できる人でないと採用がしにくいのです。
こういった理由から、採用者側は「すぐに退職しない人」「活躍してくれる人」を求め、採用を行います。
基礎的な社会人経験があり、成長・チームワークに期待できると尚良い
採用者側は、やはり業務の流れを一通り経験している人だったり、個人の能力が高そうだったりする人を好みます。
また、いろいろなノウハウだったり仕事のやり方だったりを教えるため吸収力が高いとより採用に近づくでしょう。
さらにコミュニケーション能力が高いとチームワークができるためプラスに感じられます。
自己中心的な理由・あいまいな理由で転職活動をすると、なかなか仕事は見つからない
将来的に結婚や出産をしたいと考えている女性の方も多いのではないでしょうか?もちろんそういった理由で転職活動をすることに問題はありません。
しかし、いざ転職活動を進めていてそれを素直に企業側へ伝えてしまうと「続ける気がない」「自己中心的な考え方だ」と思われ内定も夢のまた夢です。
また将来に漠然として不安を抱えている人もいると思います。
しかし、企業側はそのような曖昧なことを言われても困ってしまいます。そういった人は、何が自分を不安にさせているのかをきちんと考える必要があるでしょう。
新卒2年目で転職した方の体験談
新卒2年目で転職を検討している方の中には、実際の声が知りたいという方もいるのではないでしょうか?
今回は、新卒2年目で転職したAさん、Bさん、Cさんに実際の声を聞いてきました。
大企業で安定した職場でも、得られる経験の狭さや人間関係のストレスから転職したAさん
Aさんは新卒で、給料だったりさまざまな手当だったりと充実はしている大企業に入社しました。
しかし、得られる経験が業界固有すぎることもあり、経験を積んだところで将来できる仕事は限られてしまうのではないかという不安を抱えていたのです。
また、上司からのフィードバックはダメ出しばかりということもあり精神的なストレスになってしまいました。
そこで大企業のポジションを捨てて日経コンサル会社に転職をしました。
手当を含めると収入は下がってしまったものの、コンサル業界は色々な経験を積めるため「将来できる仕事が少ない」という悩みから解放されたのです。
小規模ベンチャーから上場したベンチャーに転職したBさん
Bさんは新卒でIT系の小規模なベンチャー企業に入社しました。そこでは営業担当として働いていましたが、自社のプロダクトが不調で営業成績も会社の業績も伸び悩んでいたのです。
また、ベンチャー企業は少数精鋭のせいか「人から学ぶ」という機会がかなり少なく、成長機会に乏しいという悩みを抱えていました。
上場したベンチャー企業では、上場したということもあり、売れ筋のサービス優秀な人がいて、営業面での強い不安は解放された上、人から学べるチャンスも増えました。その結果前職の不安を解消できたのです。
自己分析をやらずに転職活動を始めて、転職を失敗しかけたCさん
Cさんは新卒で入社した会社の社風に馴染めず、やや逃避気味に転職活動を開始しました。
「とにかく今の職場から逃れたい」という一心で応募・面接を繰り返しいくつかの会社からは二次面接や最終面接のチャンスを獲得していました。
だんだんと転職の可能性が高まってきたものの、ふと冷静になると他にも良さそうなポジションがいくつも見つかり、「本当にこの会社で良いのか」「でも面接の日も近いのでキャンセルできない」といったジレンマに陥ってしまったのです。
結局、途中まで進んだ選考はキャンセルして改めて、受ける会社を探すことになりました。
注意!:新卒2年目の転職でよくある失敗
新卒2年目ならではのよくある失敗がいくつかあります。
この”失敗”を知り、対策するだけで内定のチャンスがあるかもしれません。
しっかりと読んでみてくださいね。
転職活動のスタートが遅い
第二新卒として転職活動ができず、スキルや経験が重要視される中途採用枠で選考を受けることになってしまうケースがあります。
このように転職活動のスタートが遅くなってしまった場合、選考突破も難しくなる可能性もあります。
転職活動には準備期間が必要です。そのため早めに始めても損はありません。
「採用する側の目線」で、自己分析ができない
転職活動において”自己分析”は極めて重要です。しかし、それは「採用する側の目線」も不可欠になってきます。
まずは採用する側から見て、現実的なキャリアビジョンになっているのか、また活かせるスキルがあるということが必須です。
しかし、第二新卒で社会人経験が少ないことで採用する側の目線が持てず、ちぐはぐな分析になってしまうことが多いと言われています。
こういったことは自己分析をしっかりと行っている人ほど陥りやすい現象なので注意が必要です。
同期や大学の同級生など、若手しか相談相手がいない
しかし、採用者側の目線で考えることはなかなか難しいです。
部下にどのような課題を持っているのか、部下を選ぶ場合にどういった基準で選ぶかなど、いくら頑張ったところでそのような経験は持てないからです。
確実な方法として、自分の面接に関わりそうな立場の30代〜40代の上司に課題として感じていることや部下への期待、見るポイントなどを聞いてみると良いでしょう。
とはいえ行きたい業界の働きたい企業と、ポジションが似た人となるとそういった人を見つけることもなかなか難しくはあります。
社会人経験が少ないせいで、業界や会社選びの感覚がない
社会人経験をある程度積んでいくと大変そうな業界や会社、反対に良さそうな業界や会社がある程度分かってきます。
お金が流れ込んでくるような会社や比較的楽に働けるようなビジネスモデルをとっている会社かどうかを嗅ぎ分けられると良いけれど、新卒から時間が短いとなかなかそうもいきません。
また、インターネットでは評判が高い会社だとしても実際は会社のカルチャーが濃く、そのカルチャーに適している熱狂的な社員が会社の情報を記載しているせいで実際とは異なるケースもあるほどです。
【鉄則3】新卒2年目の転職活動の流れとコツ
ここまで読んだ中で「新卒2年目の転職って難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか?
しかし、流れやコツをしっかりと理解すれば大丈夫です。この章ではそういったことを解説していきます。
転職活動の流れは4ステップ
Step1〜Step4の4つの流れを知っておくことで、転職活動を楽に進めることができるでしょう。
決して難しいことではないので、読んでみて下さいね。
Step1:自己分析:自分の考えや強み・弱みを棚卸しする
まずは自分の経験を棚卸ししてみて下さい。言い換えると自己分析です。
高校生活・大学生活での学びやアルバイトでできるようになったこと、やりがいを感じたことだったり、充実感を感じていたことや苦労したことなど様々な経験があるでしょう。
それらを詳しくまとめてみましょう。その結果から自分自身の強みや弱みを整理するのです。
できるようになったことは、どのようなことであれ強みになっていくため幅広くピックアップしてみて下さい。また、弱みについても把握しておくことで、どういった経験で改善したいかも同時に考えることが大切です。
充実感を感じていたことは自分の価値観を見つける手がかりにもなるでしょう。
Step2:転職したい会社を探す
強みや弱み、価値観を知った上で次は働いてみたい会社探しに入ります。その際、新卒2年目ということもあり知識もほとんどないため、そもそも世の中にはどういった業界があるのかをざっくりと押さえましょう。
それができたら自分の強みが活かせる業界や会社がどういうところなのかをあたりをつけていきます。
また、会社のホームページなどを参考に、自分が充実感を持って活躍できるかを考えてみて下さい。
Step3:書類作成や面接対策
入社してみたい業界や会社が分かってきたら業界や会社研究をしたり、その業界や会社に合わせて自分の強みだったり働きたい思いを整理したりして職務経歴書を作成します。
同時に面接対策も行いましょう。面接対策では「なぜ自分をこの会社に入れると得策なのか」という観点でストーリー仕立てにしたりこういう質問にはこう回答するといったことを考えます。
この時、試験のように丸暗記する人もいます。しかし、一言一句覚えると回答が不自然になってしまうため、箇条書きでまとめておくくらいにしておきましょう。
Step4:求人に応募して選考を受ける
職務経歴書や履歴書などの書類作成が終了したら、書類を会社に送り面接までの連絡を待ちましょう。
業界や会社側の忙しさにもよりますが、平均で1週間〜2週間で返信があります。「反応が合ったら良いな」という気楽な気持ちで過ごしておくと良いです。
また、書類を通過したという連絡がきたら企業と面接の予定を調整します。
転職活動は、一人でやるとなかなか大変
転職活動は上記で説明した4ステップで行います。しかし、受ける会社が多いととても手間がかかります。
また、面接では気力・体力を使うため、非常に大変です。
転職パイセンのレイは転職時に40社くらい受けたことがあったのですが疲労困憊だったそうです。
一人で行うと体力的にも精神的にも疲れが溜まってしまい、転職活動自体があまりうまくいかなくなってしまう可能性もあるでしょう。
転職活動のコツは2つ。(1)早めに始めること(2)転職サービスに登録すること
しかし、転職活動は早めに始めたり、転職サービスに登録することで上記の4ステップがスムーズにいくでしょう。
その理由について解説していきます。
転職活動で準備不足だと損する。早めに始めるべき
上記で説明してきた通り転職活動には、自己分析や業界研究が必要です。そのためしっかり準備を行うと、作業量も多くなってしまいます。
「こんなことやらなくてもなんとかなるでしょ」と思う人もいると思いますが、ここで手を抜いてしまうと会社探しや面接で後悔することになるのは間違いありません。
そういった状況を避けるため、早めに転職活動を始めることで、切羽詰まらず準備も早く終わるので良いでしょう。
転職サービスには必ず登録しよう
作業量だったり職務経歴書などアウトプットの質だったりと、自分の力だけで転職活動するのは非常に厳しいです。
また、自分の力で会社を探しても実際はあまり良い会社ではないといったことが多く、無駄打ちで終わることも多いです。
そういったことを避けるためにも、転職サービスの、転職エージェントに登録してみましょう。転職活動においてのアドバイスを受けられると作業がとても楽になります。
時間ができた分、業界研究や面接対策など重要なことに時間を使えるので転職活動の成功が大きく近づくでしょう。
第二新卒専門の転職エージェントに相談するのがオススメ
転職エージェントと言っても、第二新卒を専門とする人に相談することをおすすめします。
今回はその中でも特におすすめしたい3つに厳選して紹介していきます。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoはネオキャリアが提供している転職支援サービスです。第二新卒など20代の方を限定としています。
キャリアアドバイザーが個別の相談を行ってくれたり履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれたりします。また、なかなか難しい企業探しにおいても、優良求人だったりひとりひとりに適した求人だったりを紹介してくれるため安心です。
内定後のアフターフォローもしっかりとしていて、入社日や条件交渉なども代わりに行ってくれます。
ハタラクティブ
ハタラクティブは内定率80%、カウンセリング実績60,000人の転職・就職支援サービスです。
就活アドバイザーが在籍していて、直接会ってカウンセリングをしてくれたりビデオ面談で話を聞いてくれたりとその人のペースに合わせた就活を進めてくれます。
また、希望の条件をきちんと聞いてくれ、求人の詳細情報や実際に働く職場の雰囲気まで事細かに教えてくれるのでミスマッチが起こりにくいところも魅力的です。
利用者からも高評価な声が多数挙がっています。
第二の就活
株式会社UZUZが運営する第二の就活は「はたらくをもっと身近に」をコンセプトにしている20代の第二新卒・既卒・フリーター向けの就職・転職サイトです。
完全無料の就活サポートでは、キャリアカウンセラーがマンツーマンでサポートをしてくれる個別サポートやビジネスマナーやマインド研修などが受けられる集団サポートと、サービスも充実しています。
また、東京や大阪などオフィスを構える場所だけでなくテレビ電話でカウンセリングを行ってくれるので遠方の方も利用できます。
まとめ
今回は、新卒2年目の転職で知るべき(1)転職のメリット、(2)悩み別の方針、(3)転職の成功法といった3つの鉄則について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
4つのステップさえ理解し、それ通りに転職活動を行うことで行きたい企業からの内定も夢ではありません。
しかし、一人で行うことは時間的にも体力的にも難しいのです。そこで本記事では第二新卒におすすめの転職エージェントを紹介しました。
ぜひ、利用してみてくださいね。
この記事のまとめ
- 新卒2年目でも転職活動はできる
- 仕事内容や人間関係で悩み転職を考える人が多い
- 新卒2年目は、転職の選択肢が広く失敗しにくい
- 転職活動のスタートが遅く失敗してしまう可能性もある
- 4つのStepで転職を進められるが一人で行うのは大変だから転職エージェントを利用してみよう