こんにちは!転職パイセンのレイです。
「20代のうちに新しい仕事(職種)にチャレンジしてみたい!」そう考える方も少なくないでしょう。今この記事に目を通している方が、24歳であっても28歳であっても、未経験の職種に転職することは可能です。
しかし、求められるスキルは20代前半と後半で異なるため、それらをしっかりと理解し転職を進めることが重要なポイントとなります。
そこで今回は「20代で未経験転職を成功させるポイント」や「20代の転職で求められること」「おすすめの職種」などについて、詳しく解説していきます。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
こんな方におすすめ!
- 20代で未経験職種への転職は可能なのかを知りたい方
- どういう職種であれば未経験でも転職しやすいのか知りたい方
- 20代の転職において求められることを知りたい方
- 20代での未経験転職を成功させるポイントを知りたい方
気になった部分だけ、目次から選んで読むこともできますよ。
目次はこちらです
20代で未経験の職種に転職することは可能なのか?
本章では、記事の内容を要約しています。
詳しい内容が知りたい場合は、本章以降で詳しく説明していくので読み進めてみて下さいね。
企業が20代の採用を積極的に行う理由
企業が20代の採用を積極的に行う理由として「人材不足や新卒採用の難易度向上していること」「若年層の獲得につながること」「育成コストが抑えられること」の3つが挙げられます。
これらの詳しい内容や、異職種に転職する20代の割合などについても2章で詳しく解説していきます。
★20代の未経験職種への転職として考えられるパターン
20代の未経験転職において、「良い求人を見つけられない」「職種に合わせた自己PRができず、内定がもらえない」「転職活動が続けられず転職の機会を逃す」といった失敗が挙げられます。
これらの詳しい内容については5章で解説していきます。
20代の転職において求められること
20代の転職で求められることは20代の前半なのか後半なのかによって異なってきます。
しかし、一般的には「基本的なビジネススキル」や「成長・改善する力」を持ち合わせていると良いと言えます。
これらの詳しい内容については4章で解説していきます。
★20代での未経験転職におすすめの職種
20代での未経験転職は、営業職や事務職などの職種がおすすめです。
職種によって異なりますが、殆どの場合コミュニケーション能力があると良いことが分かります。
20代での未経験転職におすすめの職種や、おすすめの理由などについては3章で詳しく解説していきます。
20代での未経験転職を成功させるポイント
20代での未経験転職を成功させるためには4つのポイントを意識することが大切です。
特に退職理由の伝え方やしっかりとした自己分析を行いアピールすることで内定に近づくと考えられます。
しかしそれらを全て1人で行うことは、時間的にも能力的にも難しいため転職エージェントに相談することをおすすめします。
20代の未経験職種への転職は可能か?
本章では、異職種へ転職する20代の割合や、企業が20代の採用を積極的に行う理由について解説していきます。
まずはここから学んでいきましょう。
異職種へ転職する20代の割合は、3割超
20代の未経験職種への転職は可能です。下記参考記事の調査では、20代の40%以上が未経験で異業種に転職しているというデータが出ています。
また、異業種への転職が多い業種として「商社」「小売」「メディア」が、異業種への転職が多い職種として「IT」「電気/機械(技術職)」が挙げられました。
参考記事:doda「未経験の業種・職種に転職できる可能性はどれくらい?」より
企業が20代の採用を積極的に行う理由
企業が20代の採用を積極的に行う理由は3つあります。
その理由について、下記で説明していきます。
理由1:人材不足や新卒採用の難易度向上
労働人口の減少に伴い、人材不足が起きている企業も少なくありません。
新卒採用を行う企業でも、十分な採用をできていないケースも多いと言われています。
こういったことから、多くの企業が若年層を求め20代の採用を積極的に行なっているのです。
理由2:若年層の獲得につながる
20代を採用することで、チャレンジ精神があり、企業のカラーにも馴染みやすい若年層の獲得ができます。
加えて、新卒の離職率が上がり若手を求める企業が増えているといった点も理由として挙げられます。
理由3:育成コストが抑えられる
採用はもちろん、その後の育成にはコストがかかります。
20代は求めるスキルまでは身に付いていなくても、基本的なビジネスマナーが身に付いていることが多く、そういった人を採用できます。
そのため、20代は新卒採用と比較し育成コストを抑えられるため、企業にとってメリットと言えるのです。
20代での未経験転職におすすめの職種
20代での未経験転職におすすめの職種には「営業職」「ITエンジニア・デザイナー」「事務職」「販売・サービス職」「介護職」の5つが挙げられます。
本章ではなぜおすすめの職種と言われているのかなどについて、詳しく解説していきます。
営業職
営業職は「ルート営業」「新規営業」などさまざまな営業方法があり、どの方法であってもコミュニケーションスキルが求められます。
こういったことから、未経験であってもコミュニケーション能力や一定のビジネススキルを持ち合わせていることで採用の可能性も広がるでしょう。
また求人の母数が多い点も採用されやすい一つの理由と言えます。
ITエンジニア・デザイナー
ITエンジニアやデザイナーは、需要が年々向上している職種です。
そのため、未経験者でも基本的な知識やスキルが習得できていることで採用の可能性があると言えます。
事務職
事務職においては、基本的なツール(ExcelやPower Pointなど)を使用できれば問題ない場合が殆どです。そのため未経験でも転職しやすい職種と言えます。
とはいえ倍率は高めなのでそういった点は注意が必要です。
販売・サービス職
販売やサービス職は、研修やマニュアルが用意されている場合も多いです。
そのため、営業職と同様に、未経験でもある一定のコミュニケーションスキルがあれば採用の可能性があると言えます。
介護職
高齢化が進んでいることもあり、介護職は深刻な人材不足が起きている職種です。そのため、未経験であっても転職できる可能性が高いと言えます。
人柄やコミュニケーションスキルのほか、体力が重視されるケースが多いです。
20代の転職において求められること
転職において、企業から何を求められているのか知ることが大切です。また、業種などのほか年代によっても求められることは異なりますが20代の場合、前半と後半で変化していくことを知っておきましょう。
本章ではそういった内容について詳しく解説していきます。
基本的なビジネススキル
求められることは大きく分けて2つあり、一つ目が「基本的なビジネススキル」です。
職種や業種に関わらず、どのような仕事の場面でも必ず使う基本的な力と言えます。
論理的思考力(ロジカルシンキング)
業界・職種問わず、仕事は物事の本質を捉え論理的に考える力が不可欠です。そのため、スキルを身に付け活躍していく上で、未経験であっても論理的思考力を重要視されるケースは非常に多いと言えます。
こういった考え方は、思考力や思考力そのものを習得する必要があるため、フレームワークを覚えたら良いという訳ではないという点に注意して下さい。
コミュニケーション力(説明力・理解力)
仕事というのは、社内のみならず社外の人も含め多くの人と関わることが大前提としてあります。また、さまざまな立場の人と協力して業務を進めていく必要があります。
こういったことから分かるように、コミュニケーション力が必要になってくるのです。
しかし、仕事においてのコミュニケーション力は、単に打ち解けて仲良くできる能力ではありません。相手に自分の考えていることを説明したり相手の説明を正しく理解したりする力のことを指します。
ビジネスマナー
仕事で関わるさまざまな人に対して、失礼とならないような言動ができる=ビジネスマナーも重要な能力です。例えば、名刺交換のやり方やビジネスメールの書き方など、これらがしっかりと出来ていないと自分自身のみならず、会社を悪く見られてしまう可能性もあります。
極端に細かいマナーまで覚える必要はありませんが、最低限のマナーは身につけておくようにしましょう。
PCスキル
業種にもよりますが、タッチタイピングやインターネットでの検索、Microsoft Wordでの文書作成、Powerpointでのプレゼン作成、Excelでの表計算については基本的にどの仕事でも使用することが多いです。
専門学校や大学時代に経験している方も少なくないため、もしこれらのスキルがなければ勉強しておくと良いでしょう。
成長・改善する力
求められるスキルの2つ目は「成長・改善する力」です。
第二新卒としての採用は、その段階で持ち合わせているスキルよりも、今後活躍するポテンシャルがあるかを見極められるケースが多いです。
そのため、現在足りてない基礎力や、業界・職種知識をキャッチアップできる能力を持っているか重要視されると言えます。
変化への対応力・素直さ
なかには、上司から仕事について教えてもらっても「そのやり方は前職と違うからやりにくい」など自分の考えや前職のやり方に固執してしまう人もいるでしょう。
しかし、自分の考えや前職のやり方に固執せず変化していったり分からないことをいち早く学んで成長し戦力になったりすることが求められているのです。
これにプラスして成長意欲があるとなお良いでしょう。
自律心・自発性
コロナ禍でリモートワークになっている企業も多いと言われています。リモートワークは自己管理がしっかりとできないと生産性が下がってしまうほか指示待ちでは仕事がうまく進められません。
そのため、自ら行動を起こし仕事を進めるための自律心や自発性を重要視する傾向が強まっているのです。
20代後半では更に専門スキルを求められるケースも
20代後半でも未経験職種への転職は可能です。しかし20代前半と比較してしまうと、どうしても難易度は上がってしまいます。
上記で解説した「基本的なビジネススキル」や「成長・改善する力」といったスキルに加え、20代後半の場合、ある一定の専門スキルやマネジメント経験を求められるケースもあります。
そのため、もし転職を考えているのであれば急いだ方が良いです。
20代の未経験転職でよくある失敗
20代の未経験転職を検討している方の中には「自分に合った求人が見つけられない」「内定がもらえない」などと悩んでいる方もいるかもしれません。
それらは、20代の未経験転職で失敗する理由に当てはまっていると言えます。
本章ではその「失敗」について詳しく解説していきます。
いい求人を見つけられない
20代や第二新卒は、社会人経験が短いです。そのため、経験していない業界や職種に対して持っている知識が少ない傾向があります。
こういったことが原因で自分に向いている仕事や求人を見極められず、本当に向いている仕事を見つけられないことが多いと言えます。
職種に合わせた自己PRができず、内定が得られない
未経験の業界や職種の知識がないと「仕事でどのような能力が必要か」「自分のどのような経験が活かせるか」を理解できません。そのため、企業に対して自分の強みをアピールすることが難しくなり、転職活動に苦労することが多いのです。
仮に優秀な応募者であっても、採用側から条件を買い叩かれてしまうこともあります。
こういったことを避けるためにも、できれば転職したい業界で働いている方や、転職経験のある先輩などから情報収集してみることが望ましいです。
転職活動を続けられず、ジョブチェンジの機会を逃してしまう
20代は上席からの指示で動くことが多く、業務をコントロールしにくかったり多忙なことが多かったりします。
そのような中で転職活動をすると転職活動に慣れていないため、予定を調整して進めることが難しく、未経験職でも有利に転職できる20代という貴重な機会を逃して後で後悔してしまうのです。
20代での未経験転職を成功させるポイント
20代で未経験の転職を成功させるポイントとして、未経験であっても企業が求めるスキルをしっかりと理解するほか、過去の経験をもとに自分自身をアピールできるかという点が非常に重要です。
さらにポテンシャルを見込んでの採用になることや、早期退職するのではないかといった懸念を抱いている採用担当者が多いことを踏まえ、意気込みを伝えることも大切です。
本章ではこういった内容について詳しく解説していきます。
退職理由の伝え方を注意する
退職理由や転職検討理由は、選考時において必ずと言って良いほど聞かれる内容です。その際、伝え方には気をつけなければいけません。
「給料が安かったから」「上司の性格と合わなかったから」など、転職を企業や上司のせいにしていると捉われるような伝え方は避けるようにしましょう。
要するにネガティブな印象にならないようにすることが大切です。
自己分析を行いアピールできる強みを明確にする
ポテンシャルがある人だと判断してもらうためには、どういった強みを持っているのか、それをどう活かし前職で成果を出したのかなど、仕事に対する向き合い方を長所としてアピールすることが非常に重要です。
加えて、論理的に物事を捉え整理し伝えることができるという点も見られるため、闇雲にアピールすることは良くありません。しっかりと論理立てたりストーリーを整理したりしながら伝えていくようにしましょう。
業界・企業研究を行い、志望理由を明確にする
転職理由や退職理由と同様に、志望理由もほとんどのケースで聞かれます。未経験職種の選考時は特に回答を求められるでしょう。
そのため、論理立てて説明できるよう準備が必要です。なぜ前職とは異なる業界での転職をチャレンジしようとしているかを、具体的に伝えられるようにしましょう。
20代転職に特化したエージェントを活用する
未経験転職の場合、求められるスキルを持っているのか、水準を満たせているのかなどをきちんとアピールする必要があります。
しかしこれらを自分で考えようとしても、上手くまとめられなかったり自分の良さを見つけられなかったりする可能性も高いです。
そのため、客観的な視点からアドバイスを貰い、最適なアピール方法を見出す必要があるのです。こういった理由から、20代の未経験転職のサポート経験が豊富な「転職エージェント」に相談することをおすすめします。
下記では「第二の就活(ウズキャリ第二新卒)」「第二新卒エージェントneo」「マイナビジョブ20's アドバンス」といった3つのエージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
第二の就活(ウズキャリ第二新卒)
第二の就活(ウズキャリ第二新卒)は、20代の第二新卒や既卒、フリーターを対象に株式会社UZUZが運営している転職・就職を支援サービスです。「働く=怖い」「就活=やりたくない」というネガティブな感情を払拭させるためサポートしてくれます。
大きな特徴として、キャリアカウンセラーからマンツーマンサポートが受けられる個別サポート、ビジネスマナーやマインド研修などの講習が無料で受けられる集団サポートのどちらかを選択できる点が挙げられます。
20代で未経験職種に転職を希望する方に対しても、第三者の目線からしっかりとアドバイスしてくれる環境が整っているのでおすすめできます。
第二新卒エージェントneo
20代に特化し就職や転職をサポートする第二新卒エージェントneoは、職務経験無しの支援実績10,000人を突破しています。
専任の就活アドバイザーが在籍し、個々のキャリアプランを聞いた上で業界・職種についてもしっかりと教えてくれるので、未経験での転職も安心です。
また、履歴書や職務経歴書の作成や面接対策だけでなく、入社日の交渉や内定後研修も行っています。最初から最後まで二人三脚で転職活動を進めてくれる点が魅力的と言えます。
マイナビジョブ20's アドバンス
マイナビジョブ20's アドバンスは、株式会社マイナビワークスが運営する既卒未就業者限定の、就職支援サービスです。申込後は面談、求人紹介・選考、内定という流れになります。
世界で多くの求職者が利用する適正診断をもとに、選考対策を受けられるほか、近年の採用事情を教えてもらえたり方向性の相談ができたりします。そのため、初めての転職で不安という方や20代で未経験職種に転職を検討している方にもおすすめです。
まとめ
今回は20代での未経験職種への転職について詳しく解説していきました。
この年代で転職する際「基本的なビジネススキル」や「成長する力」などが求められます。とはいえ20代前半と後半では求められる内容が異なるため、それらをしっかりと理解しながら転職を進めていく必要があります。
しかし、転職は「選考対策」や「企業探し」などやることも多く、それらを全てひとりで行うのは決して簡単なことではありません。そのため、第三者目線のアドバイザーと言える転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
この記事のまとめ
20代の未経験職種への転職は可能
20代での未経験転職には「営業職」「事務職」「ITエンジニア・デザイナー」「販売・サービス職」「介護職」がおすすめ
20代の転職では「基本的なビジネススキル」「成長・改善する力」が求められる
20代の未経験転職でよくある失敗は3つ
20代での未経験転職を成功させるポイントを知っておこう