こんにちは!転職パイセンのレイです!
第二新卒の皆さんの中には「転職はまだ早いかもしれない・・」「いつ転職しようかな」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
確かに第二新卒はまだまだ社会人としての年数や経験も浅いため、転職をマイナスに捉えてしまう方もいます。しかし実は何年働けば良いという基準がないことからも、転職に早い・遅いが関係しているとは言い切れないのです。
従って、転職を躊躇っている方はもしかすると勿体無い時間を過ごしているとも考えられます。
今回は、最適な転職のタイミングについてまとめていきます。第二新卒が転職するときの注意点やおすすめの転職月なども詳しく解説しているのでぜひ読んでみて下さいね。
こんな方におすすめ!
- 何年働いたら転職して良いのかを知りたい方
- 何月に転職をすると得策なのかを知りたい方
- 辞めてから転職が良いのか働きながら転職が良いのかを知りたい方
- 第二新卒におすすめの転職エージェントを知りたい方
詳しく教えようとしたら、記事の内容が分厚くなってしまいました。そこで先にポイントだけをまとめて紹介しておこうと思います。
先どり!この記事のポイント
- 何年働けばいいという基準はない
- 円満退職をする場合業務に区切りがつきやすい決算月の退職が良い
- 第二新卒は転職先が決まってから退職が安全
- 第二新卒におすすめの転職エージェントは3つ
気になった部分だけ、目次から選んで読むこともできますよ。
何年働いたら転職して良いのか?
「転職したい!」という方の中には「3年働いていないのに転職っていけないことではないのか?」という思考にある方は少なくありません。
では、何年働いたら転職して良いのでしょうか?3年、5年、10年、20年と長期に渡って働けば転職はうまく必ずうまくいくのでしょうか?
本章ではそういった部分にも触れながら解説していきます。
「とりあえず3年」と言われる背景
上司や親から「とりあえず3年は働きなさい」「3年は辞めないでね」など何かと「3年」だと言われた経験がある人も多いと思います。
ではなぜ「とりあえず3年」と言われるのでしょうか?
「石の上にも3年」と言われているように、一人前に成長するには3年の月日がかかるとされています。そのため3年未満で退職してしまうとスキルや能力が身についていないと思われてしまうのです。
また、在籍期間が短すぎる=長続きしないとみなされるという意見もあります。
しかしこれらは、一般的な意見であり3年未満で退職してしまった全ての人がそのような人だという根拠がありません。
何年働けばいいという基準はない
上述した通り、新卒3年目以内の転職は「スキル」「実績」や「長続きしない」とみなされるリスクもあります。しかし、新卒採用の難易度が上がっていることから第二新卒採用に力を入れている企業も多いのです。
また、通常の転職は即戦力採用が基本です。しかし第二新卒の場合、新卒同様ポテンシャルに期待する傾向にあるためスキルや実績をそこまで求められません。
つまり、いつなら転職がうまくいく、失敗しないという基準はないのです。大切なことは「いつ」ではなく「なぜ」です。転職理由を明確にして、後悔しない転職活動を行って下さい。
但し、新型コロナウイルスの影響で転職市況もかなり変わってきていることを忘れてはいけません。その点については下記の章で詳しく説明していきます。
集中して働くなら、最短で半年〜1年で十分なことも
仕事にはサイクルがあります。実際のところ四半期〜半期で同じような業務を繰り返している企業も多いです。
必死に仕事を覚えて成果を出すというスタンスであれば、半年から四半期のサイクルを3回経験できるので復習もでき、さらには仕事の経験もある程度積めてしまうでしょう。
そのため3年などという伝説に囚われすぎず、自分がもっとも効率よく成長できる期間をきちんと見極めるべきなのです。
いちど、仕事のサイクルを確認してみても良いかもしれません。
何月に転職をすると得策なのか
やはり何月に転職をすると良いのか気になる方も多いのではないでしょうか?
転職にあたって企業の採用サイクルを理解することは非常に重要な点でもあります。
本章ではそういった点にも触れ解説していきます。
企業の採用のサイクルを理解しよう
転職にあたって退職する場合、円満退職を目指すのであれば業務に区切りがついたタイミングで退職しましょう。
その区切りがつきやすいのが決算月です。いちばん多いのは3月で、6月、9月、12月も多いです。反対に1月、2月、10月、11月は少ないです。
よって、4月、7月、10月、1月入社になるようなタイミングで転職活動をすると募集が多いタイミングに当たりやすいです。
但し、経済の状況が大きく影響するため動向は常にチェックしておくと良いでしょう。
入社日(退職日)から逆算して
入社日から逆算して考えてみると良いです。
新卒の場合、一律4月入社で内定から入社まで時間があります。一方で中途の場合、希望は伝えられるけれど内定から2〜3ヶ月が妥当です。採用過程で入社可能タイミングを聞かれたり早めの入社を打診されたりする場合もあります。
また、ボーナスを貰ったら退職しようと考えている人も多いと思うので、現職の制度(評価タイミング、ボーナス時期)を確認した上で転職活動をするタイミングや入社可能時期を伝える必要があるでしょう。
転職活動にはさまざまな準備が必要で時間も要するのでスケジュール設計は大切です。
コロナ禍による転職市場の変化
2020年から世界的に大流行し、多くの感染者や死者数を増やしている新型コロナウイルスの影響により大きなダメージを受けている企業も多いです。
2020年4月時点の有効求人倍率(有効求人倍率:1人あたり何件の求人があるのか)は1.32倍、2019年度の有効求人倍率は1.55倍、この数値から低下してきていることが分かります。また、2020年平均の有効求人倍率が1.18倍で前年比0.42ポイント低下したという結果となっています。
45年ぶりの急落というニュースも流れているほどです。
新型コロナウイルスの影響で自社の売上が厳しい企業もあり、そういった場合育成するコストや余裕がないためポテンシャル採用ではなく即戦力を強化している企業もあると言われています。
とは言え、2020年2月1日時点で『第二新卒歓迎』求人は46,513件です。(大手求人サイト4件の総和)「第二新卒歓迎」の求人も存在するため落ち込む必要はありません。
第二新卒が転職するときの注意点
よく何も考えずに退職し、転職活動するといった方もいます。しかし、その後の生活などを考えるとなかなか厳しいかもしれません。
そういったことも踏まえて本章では、第二新卒が転職するときの注意点について解説していきます。
早め早めの行動を心がける
いざ、転職しようと思ってもやることは山ほどあります。履歴書・職務経歴書といった書類の用意、自己分析、業界研究・企業研究、面接対策などかなりの時間を必要とします。
また、思ったように進まないこともよくあるため、日頃から転職について考えておいたり転職サイトを確認したりといった行動を早めにしておくことをおすすめします。
辞めてから転職?働きながら転職?
やはりいちばん悩ましい問題として、「転職先が決まってから退職」「転職先が決まる前に退職」のどちらが良いのかという問題が挙げられると思います。
転職先が決まってから退職する場合、経済面での不安を感じずに済むことがメリットです。また、職歴のブランクがない点も良いと言えるでしょう。しかし、在職中ということで時間が取りにくく面接時は有給を使用しなければいけない点がデメリットでもあります。
一方で転職先が決まる前に退職する場合、選考のスケジュール調整に時間をかけずに済みます。また、すぐに入社できることで有利になることも考えられるでしょう。しかし、転職活動は交通費などの費用もかかる上、生活する上で収入が0になってしまうといった焦りを感じてしまうかもしれません。
第二新卒におすすめしたいのは「転職先が決まってからの退職」です。ブランクができてしまうのを避けられること、そして何より経済的に苦しくなって焦って転職先を決めて失敗しないためです。また、新型コロナウイルスが大流行しているという状況を踏まえてみても在籍中に転職活動するほうが良いと言えます。
とは言え人によっては、現職が忙しすぎて転職活動する暇がないという方もいるでしょう。そういった場合は転職活動に集中してしまう方が良いかもしれません。
資金計画を立てる
現職と転職先の給与支払いのタイミングによって無給期間が発生する場合があることを忘れないで下さい。現職が当月払い、転職先が翌月払いの場合、入社月は無給になります。そうなってしまうと、生活ができず転職どころではなくなってしまうため、金銭面に余裕を持たせることが大切です。
また、転職に伴い転居する場合は引っ越し費用や服装規定が変わる場合は被服費がかさんでしまいます。
そのため、最低でも1〜2ヶ月程度生活できるお金が手元にあると安心です。
新しい環境は仕事内容を覚えるほか人間関係も新しくなりストレスがかかってしまうので、できる限りリスクを減らしておくと良いでしょう。
自分に合った求人案件を見逃さない
住まい探しのように、求人案件は日々入れ替わっていきます。要するに自分に合った求人案件が常にあるわけではないのです。そのため、求人には目を光らせておく必要があります。
とは言え、隅から隅まで見られるわけではなく自分でチェックできる範囲には限界があります。
こういった悩みを解決するために、転職エージェントを活用すると良いです。自分の働きたいポジションを転職エージェントに伝え、代わりに探してもらえるようにすると取りこぼしが大幅に減るからです。
但し、転職エージェントにも得意不得意があるので、自分の指向や相性の合うエージェントと出会うことが大切です。
複数登録し、相性の合ったエージェントに絞って連絡を取り続けることもおすすめです。
第二新卒におすすめの転職エージェント
第二新卒が転職活動することで「経験値が低い」「また早期退職するのではないか」といった理由から、なかなか内定をもらえないといったケースも考えられます。
また、企業探しから書類作成、面接対策などやらなければいけないことが山ほどあり時間が足りず困ってしまうといったことも少なくありません。書類作成においては、新卒時と異なり履歴書のほか職務経歴書の記載も必要です。これらを作成するにあたって自身の経験を棚卸ししていくほか、経験とやりたいことを照らし合わせ、適した企業を選択しなければいけないのです。
第二新卒の場合在籍しながら転職活動をおすすめしましたが、これでは思い通りの転職活動ができず悩んでしまうでしょう。
そこでおすすめしたいのが転職エージェントのを活用することです。転職者と企業の間に立ち、サポートをしてくれます。書類添削、面接対策などもあるため、活用することでより良い転職活動になるでしょう。
本章ではそのなかでもおすすめの転職エージェントを3つ紹介していきます。
無料で利用できるところなので、転職に悩んでいる方はぜひ登録してみて下さいね。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは第二新卒や既卒、フリーターなど若年層を中心の転職・就職支援を行ってくれるサービスです。
18〜28歳までの就職・転職支援実績は22,500人、職務経験無しの就職・転職支援実績は10,000人を突破しています。
また、面接対策満足度や相談のしやすさなどでNo. 1を取得するほどです。
専任就活アドバイザーが相談に乗ってくれ、業界や職種について詳しく教えてくれるだけでなく適職に気付かせてくれることもあるでしょう。また、時間がかかってしまう書類添削や面接対策も充実しています。先行通過率をアップさせてくれるような実践に近い模擬面接練習なども行ってくれるため、選考が不安な人におすすめです。
実際の利用者からは「担当カウンセラーさんの熱意にすごく背中を押してもらえた」「質問等について素早くお返事いただけた点がよかった」「自分に合った企業さんを紹介してくれる」といった高評価も集まっています。
ハタラィティブ
ハタラクティブは80%を超える内定率を誇り、第二新卒や20代のフリーター、既卒などのサポートを行ってくれる転職就職サービスです。60,000人とのカウンセリング実績もあり、ひとりひとりとしっかり向き合ってくれます。
紹介求人は「20代の若手を採用して長期的に育てていきたい」「幅広い人材を採用したい」といったことから人柄を重視する企業が多いことも特徴です。
また、求人詳細情報はもちろんのこと、実際に働く職場の雰囲気も含め、取材を行っているため、自身に適した社風の求人も見つけやすいです。
条件を聞き企業を紹介してくれるだけでなく、ひとりひとりに合わせて面接対策や日程調整を行ってくれるため選考も安心できるところが魅力と言えるでしょう。
第二の就活
第二の就活は転職を検討している20代に向けて就職・転職情報を発信しています。
「就活=不安・やりたくない」を変えるためさまざまなサポートを行ってくれます。
基礎知識から応用知識まで役に立つコンテンツもあるため、初めての転職でも不安を抱える必要がありません。
また、登録することで個別カウンセリング、各種講座や面接対策、などを受けられます。個別・集団と選択できる点も魅力的です。
東京、横浜、大阪とオフィスを構えていますが、全国どこでも面接可能なので遠方に住んでいても安心です。
まとめ
今回は第二新卒の転職において最適なタイミングについて詳しく解説していきました。いかがでしたでしょうか?
記事内でも解説していますが基本的には、何年働けばいいという基準はありません。企業の採用サイクルを知り、その上で入社日(退職日)から逆算して考えてみると良いです。
しかし、いざ転職する決意をしたところで、どのようなことをすれば良いのか分からないという方や転職の対策を行う時間が足りないという方もいるでしょう。
そういった方はぜひ、本記事で紹介した転職エージェントを活用してみて下さい。しっかりとサポートしてくれるでしょう。
この記事のまとめ
何年働いたら転職して良いという基準はない
企業の採用サイクルを理解することや入社日から逆算して転職活動すると良い
第二新卒が転職するときの注意点は4つ
第二新卒におすすめの転職エージェントは3つ