こんにちは!転職パイセンのスシマルです。
高卒や高卒の第二新卒での離職者は大卒よりも多く、転職してもおかしくない世の中になってきています。とはいえ、苦労も多く自己流で転職活動を行ってしまうことで、上手くいかず不採用ばかりといったケースも少なくないのです。
ではどのような方法で挑めば転職で成功できるのでしょうか?今回は、転職のメリットやデメリットや転職しやすい業界なども合わせて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。


こんな方におすすめ!
- 高卒や高卒の第二新卒が苦労する点や転職に成功する方法を知りたい方
- 高卒や高卒の第二新卒が転職で成功しやすい仕事を知りたい方
- 自分で転職活動を進めるコツを知りたい方
今回も、記事が長くなってしまいました。先に大事なポイントを記載しておきますね。記事内ではポイントについて詳しく解説しているので、ぜひ目を通してみてください。
先どり!この記事のポイント
1.高卒・高卒の第二新卒が転職で苦労するポイントは4つ
2.高卒・高卒の第二新卒にはメリットとデメリットがある
3.転職で成功しやすい仕事も
4.高卒・高卒の第二新卒の転職は、「早めに始めて」「プロの力を借りる」ことが重要
目次はこちらです。気になったところから読んでいっても大丈夫です。
目次はこちらです
高卒・高卒の第二新卒の転職が苦労する点、転職に成功する方法は?


高卒や高卒の第二新卒の転職はどうしても苦労するイメージがありますよね。
そこでこの章では具体的に苦労する部分と転職に成功する方法を合わせて解説していきます。
高卒の第二新卒は上手くいけば大卒より年収アップ
上記で”苦労”と記載しましたが、実は早く社会人として働いている高卒は、同年代の大卒より年収アップが期待できるのです。
実際に表などを使用し説明していきます。
高卒と大卒の初任給の比較
下記の表①と表②は平成30年度の高卒と大卒における初任給の比較を表しています。
みて分かるように大学卒、高卒ともに金額は男女で大きく異なります。また、大学卒の男性と高校卒の男性、大学卒の女性と高校卒の女性をそれぞれ比較したときに、数万円程度の差が生まれてしまいます。
このような差はほとんどの職種や企業で同じです。仕事内容に変わりはなくても、大卒は高卒と比較し4年間プラスで学んでいるため、企業側に対ししっかりと利益をもたらすのではないかといった理由があると言われています。
【表①】※平成30年度の初任給( 単位:千円 )
男性 | 女性 | |
大学卒 | 210.1 | 166.6 |
高校卒 | 202.6 | 162.3 |
【表②】
第二新卒の転職で上手くいくと
高卒の場合、高校を卒業してからすぐに会社へ入社するため10代のうちから社会人経験を積めます。そのため何らかの理由があって転職をしたとしても、大卒と同じくらいの年齢で2社目を経験できるのです。
さらに第二新卒として転職が成功すれば、大卒よりも多く給料を貰える可能性もあります。
実際、同年齢の人が22歳で新卒として入社した段階だとします。その時点で、大学の初任給よりも給料が貰えているといったことが多いのです。
高卒・高卒の第二新卒は、転職で苦労することもある
高卒・高卒の第二新卒の場合「興味がある業界に行けない」「自分をアピールできない」といったケースも少なくありません。
ここでは具体例を挙げていきます。
高卒・高卒の第二新卒だと入りにくい業界もあるし、大卒との競争になることも
金融業界やメディア業界、広告業界は学歴を重視されるケースが多く、高卒だと受かりにくいと言われています。
また、大卒で入社を目指す人が多い業界、つまり人気の業界だと採用時に大卒と学歴面で比較され、不採用になる可能性が高まってしまうのです。
要する大卒と競争になった上で学歴で評価され勝てないといったことが起こってしまいます。
業務に必要なスキルや、実績が足りてない
高卒・高卒の第二新卒の中には、デスクワークの仕事に就きたいという人も多いです。
しかし、業務に必要なソフトウェアであるExcelやWord、Powerpointなどが使用できなかったりそもそもパソコンに不慣れだったりと、業務に必要なスキルが足りていないこともあります。このようなスキルは必要なので、持ち合わせていない場合の採用は厳しいでしょう。
また、業務を進める上で必要な資格などを取得していないと選考で不利になってしまうこともあると言われています。
自分をアピールする方法や、転職活動のコツを知らない
転職活動を行う際、自己分析や応募する業界の企業研究などさまざまな準備が必要です。
しかし、高卒や高卒の第二新卒の場合そもそも転職活動でやるべきことを理解していないことがあります。また、どのように自己分析を行ったら良いのか、自分がアピールできるポイントはどこなのかといった点において迷ってしまう人もいるでしょう。
そういった際に自己流で間違った準備をしてしまうと転職活動は失敗に終わってしまいます。
高卒・高卒の第二新卒で転職を成功させたかったら、プロの力を借りましょう
転職活動においてさまざまな苦労があることに間違いありません。しかしそのような困難を乗り越え、転職活動を成功させる高卒・高卒の第二新卒の人もいます。
そういった人は、高卒向きの転職サービスに登録しプロの力を借り、上手に転職活動を進めている人がほとんどです。
自分のアピール方法だったりコツが理解できることはもちろんのこと、大卒との競争もくぐり抜けられる可能性もあります。
ここでいう”プロ"については記事の下部にて説明していきます。
「第二新卒」とは?高卒の第二新卒はどれくらいいる?

そもそも第二新卒とはどのような人のことを指しているのでしょう。また、高卒の第二新卒はどのくらいいるのでしょうか?
この章ではそのようなことを解説していきます。
「第二新卒」とはどういう人のこと?
第二新卒の定義は企業によって異なります。
一般的には高校、大学、大学院問わず学校を卒業後、正社員として会社に就職し、1〜3年以内に転職をする人のことを指します。
卒業をする年も異なるので年齢はバラバラですが、基本的には20代が目安になります。
また、新卒で入社して1年未満で退職する場合も第二新卒に含まれます。
高卒の第二新卒はどれくらいいるのか
厚生労働省が公表する平成28年のデータを参考にすると、就職してから3年以内に離職する高卒者の割合は、全体のおよそ4割程度という結果が出ています。
一方大卒の場合はおよそ3割程度と高卒よりも少なく、この数字から高卒の第二新卒は多いということが分かります。
そのため、退職をするということにおいて必要以上に悲観的になる必要もないでしょう。
会社側から見た、高卒・高卒の第二新卒の長所と短所

高卒や高卒の第二新卒について個人的に分析することはできますが、企業側から見ての長所や短所を知ることはなかなか難しいですよね。
ここでは長所・短所をいくつかに分けて解説していきます。
高卒・高卒の第二新卒のメリット
まずはメリットから解説していきますが、大きく分けて3つあります。「採用面」「コスト面」「給料面」です。
その3つのどういった部分がメリットになるのかをきちんと知っておきましょう。
第二新卒は、新卒に比べて採用しやすい
企業にとってフットワークの軽い若手の人材は大切で、そういった若年層を求めています。若年層=新卒採用と考える企業は多いですが、新卒採用は3月から一斉に行われ知名度のある会社だったり大手の会社だったりに集中してしまうのです。
その点、第二新卒の場合、転職者たちが会社を退職するタイミングで採用ができます。よって会社間でも競争率も低く、そういった時期を外せるため、応募してもらいやすいと感じているのです。
第二新卒は、新卒に比べて育成コストが低い
第二新卒は3年未満とはいえ社会人経験がある人ばかりです。そのため、挨拶だったり名刺の受け渡しだったりと一般的なビジネスマナーを持っているほかメールや電話応対などのスキルも兼ね備えています。
新卒の場合は学校を卒業してそのまま会社に入社するためそういったビジネスマナーなどを一から教えなければいけず、育成コストがかかってしまうのです。
その点、第二新卒の場合、基本ができているため育成コストを低く済ませることができます。
大卒・大卒の第二新卒に比べて給料を安く抑えられる
また、高卒の場合は大卒や大卒の第二新卒と比較すると、給料を安く抑えることができる点をメリットとしてあげる会社も多いと言われています。
転職者側からするとあまり喜ばしいことではないですが、企業側からすれば会社の負担が少なくてすむため経営的に有難いのです。また、生涯資金も抑えられるため、できれば高卒の人材を採用したいという企業もあります。
高卒・高卒の第二新卒のデメリット
もちろんメリットだけでなくてデメリットもあります。大きく分けて「コスト面」「離職面」です。
企業側がどういった点をデメリットに感じているか、こちらも転職活動を行う上で詳しく知っておく必要があります。
スキルや経験が不足していると、育成コストがかかる
上記の採用するメリットとして育成コストがかからないと伝えましたが、異なる観点から「育成コストがかかる」と判断されることもあるので注意が必要です。
それはスキルや経験です。いくらビジネスマナーがあったとしても、仕事に必要な知識などを持ち合わせていなかったり、スキルが乏しかったりするとやはり手間や時間が必要になってきてしまいます。
そのため、教育面に関してデメリットに感じる企業もあるのです。
育成しても、長く働いてくれない
企業側がお金をかけて教育を行ったとします。
しかし、上記表でも説明したように、高卒の場合3年以内に離職してしまった人の割合が4割程度です。そういった点から企業側に「採用して育成したところですぐに辞めてしまうのではないか」といった不安を持たれてしまうこともあるでしょう。
また、新卒ばかりが入社している会社で採用してもうまく馴染めず人間関係で悩む可能性があるかもしれないと思い、採用を拒む企業があると言われています。
高卒・高卒の第二新卒が転職で成功しやすい仕事とは?


「どのような企業に応募すれば良いか分からない」「色々な企業を見て応募しているけれどうまくいかない」といった人もいるでしょう。実は、高卒・高卒の第二新卒が転職で成功しやすい仕事があるのです。知っておくと良いですよ。
人手不足の業界は、選択肢が多い
注目すべきポイントは”人手不足”かどうかです。基本的にそのような業界は、やはり採用される確率が高くなります。
具体的にどういった業界なのでしょうか。
やはり飲食業界や運輸業界、製造業界においては、人手が足りていないことが多く狙い目です。
また、コミュニケーション能力や責任感、体力的な部分を重要視されることも多いのでそのような点をアピールできるとより内定をもらえるチャンスが広がるでしょう。
スキルが評価される業界は、学歴で不利にはならない
高卒が転職活動を行う場合、大卒と比較し学歴で不利になってしまう可能性があります。
しかし、そうならない業界もあるのです。それは”スキル”や”実力"が評価される業界です。特にIT業界や建設業界はそういった点で評価をされることが多いでしょう。
例えばIT業界のプログラマーの場合、学歴があったところできちんとしたスキルを持っていて頼まれたものを作成できなければ意味がありません。
また、建設業の場合は技術力をつけることで評価されていくのでは学歴で判断されることはほとんどないでしょう。
資格が活きる業界や公務員なら、安定した収入が得られることも
資格を取得することでそれが活きる業界もあります。それは弁護士業界、税理士業界です。
もちろん難しい資格ばかりなので並大抵の努力での取得は厳しいでしょう。しかし、1度取得してしまえば、「高卒だから」と判断されることもほとんどなくなり、さらには一般企業に勤める大卒よりも安定した収入が得られることもあるでしょう。
また公務員も同様です。「安定」を考えているのであれば、そういった業界に進んでみることもおすすめします。
高卒・高卒の第二新卒が転職活動で苦労すること

転職活動は簡単ではありません。特に高卒や高卒の第二新卒の場合は苦労することも多いと言われています。
どのような点で苦労するのか、4つにまとめているので参考にしてみてください。
高卒だと応募できない会社もある
転職活動を始める前に知っておかなければいけないこととして「高卒だと応募できない企業がある」ということです。
大卒だったり専門学校卒業だったりを求人条件としている企業も多く、高卒は求人自体が少なくなっているのです。
一般的に言われる大手企業などは特に学歴を重要視していて、大学の新卒採用者ですら「入社したい会社だ」と思っても受けられないといったケースも多いと言われています。
大学の新卒者でもそういった困難があるため、高卒の転職活動はより難しいものになるのです。
学歴不問の会社だと、応募が殺到して受かりにくい
上記のように学歴で判断する会社ばかりではありません。”学歴不問”と提示し求人募集をしている会社もたくさんあります。
しかし、条件を少なくしている会社のほうが学歴やスキルで判断されないからといった理由で、大勢の求職者が応募をします。そうなった際、企業はやはり経験やスキルだったり学歴の面で評価をせざるを得なくなってしまうのです。
要するに学歴不問の会社だと、応募が殺到して受かりにくいと言えます。
転職活動を始めるのが遅れると、「社会人経験がある」という強みを活かせない
高卒や高卒の第二新卒の強みはやはり、社会人経験があることです。
大卒の新卒の場合、学生から社会人になるということで社会人経験がなく入社してから成長するのかどうか企業側は分かりません。そのためそれをリスクと感じる会社もあるほどです。
一方で、25歳くらいから大卒の人は社会人経験を着実に積んでくるため、同じ年齢の高卒・高卒の第二新卒と比較しても互角になってくるのです。
そのため高卒や高卒の第二新卒の強みを活かせなくなってしまいます。
「転職活動の方法」「コツ」が分からない
転職活動を行う際は、「転職活動の方法」や「コツ」を理解しそして準備をしておく必要があります。
例えば、応募する会社について調べたり、応募する会社に合わせてアピールポイントを変えたりといったことです。
また、職務経歴書の書き方や面接でのやりとりにもコツがあります。
しかし、自己流で転職活動を行ってしまうことで方法やコツを理解しておらずうまくいかない、希望通りの仕事に就けない可能性も高まってしまいます。
高卒・高卒の第二新卒の転職は、「早めに始めて」「プロの力を借りる」

高卒や高卒の第二新卒を成功させるには2つの方法があります。「早めに始める」「プロの力を借りる」ということです。
なでこういったことで成功に繋がるのでしょうか?こちらの章で詳しく説明していきます。
高卒・高卒の第二新卒は、転職するなら早めの行動を!
高卒や高卒の第二新卒の場合、高校を卒業してから働いているということもあり、大卒よりも社会人経験があります。
特に第二新卒の場合、社会人経験を積んでいるということに対し、企業側がプラスに感じることも多いです。そのため、そのような強みを活かすためにも、同年齢の大卒が社会人経験を積む前に、就職活動を行うことをおすすめします。
大卒が社会人経験を積んでしまうと、やはり学歴の面などから比較されてしまうこともあるので注意が必要です。
転職活動のコツは、高卒者向けの転職エージェントを使うこと
早ければ絶対に成功するという訳ではありません。自己流で転職活動を行うことは非常に難しいです。
そのため、より成功に近づける方法として、高卒者向けの転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、無料であなたの転職を助けてくれる
転職エージェントは求職者と企業の間に立ってサポートをしてくれる人のことです。求職者が会社に採用されたら会社から報酬をもらう仕組みになっているため、無料で利用できます。
自分自身では見つけにくい求人探しを行ってくれたり、適している仕事を客観的に判断してくれたりします。
また、履歴書や職務経歴書などの書類作成・添削や面接対策、日程調整など応募に向けた準備も手助けしてくれるので初めてで分からないことがあって不安という方も安心です。
転職エージェントは、高卒が活躍できる会社を知っている
転職エージェントはいわゆる転職のプロです。さまざまな学歴の持ち主や幅広い年齢の人をサポートしています。
求人者に紹介する企業に関しては、きちんと企業側にヒアリングを行っています。そうした上で転職者側と企業側の話を聞き、マッチしているかどうかを判断した上で紹介してくれるのです。
このようなことからせっかく転職をしたのにすぐ退職してしまうなどといったミスマッチを防いでいます。
また、ひとくちに転職エージェントといっても高卒向け、大卒向け、既卒、フリーター向けなどといったジャンルもあります。そのため高卒向けを利用してみてください。
転職エージェントは、高卒・高卒の第二新卒が転職するコツを教えてくれる
高卒の場合、学校側が企業を紹介してくれることがほとんどです。そのため、大卒と異なり就職活動の経験がほとんどありません。要するに、どういった求人が良いのかといった良い企業に見分け方だったり、業種によって面接の対応が異なったりすることも知らない人ばかりなのです。
しかし、成績が良くても社会人経験が豊富でも、就活のスキルが極端に無ければ転職活動は失敗してしまいます。
そういった人をサポートしてくれるのが転職エージェントです。就活スキルがない高卒・高卒の第二新卒に対しても、しっかりと面接対策を行ってくれたり履歴書の添削を行ってくれたりと手厚いフォローをしてくれます。
高卒・高卒の第二新卒におすすめの転職エージェント
上記で説明したように、高卒・高卒の第二新卒が自己流で転職活動を行うことは非常に難しいです。そのため、転職エージェント利用してみましょう。
さまざまなエージェントがありますが、特に第二新卒エージェントneoがおすすめです。若年層に向けて転職や就職の支援を行っていて、キャリアアドバイザーが個別で就職の相談を受けてくれたり、未経験でも問題ない正社員求人を紹介してくれたりと手厚いサポートを行ってくれるからです。
また、職務経歴書の作成方法や面接対策なども合わせて行ってくれるため就活経験がほとんどない高卒・高卒の第二新卒に推奨します。
自分で転職活動を進める場合のコツ


転職活動は企業選びのほか書類作成や面接対策、などいろいろあり全てを行うのは大変ですよね。しかし、自身で転職活動を進めるコツもあるのです。
この章では”コツ”について解説していきます。
高卒・高卒の第二新卒が有利な条件を知っておこう
高卒や高卒の第二新卒に有利な条件があることを知っていますか?
学歴面などにおいて心配する声も多いですが、高卒や高卒の第二新卒ならではの有利な条件もあるのでしっかりと抑えていってくださいね。
首都圏・都市部の方が応募が多い
高卒や高卒の第二新卒で資格やスキルなどを持っていて優秀な人だったとします。しかし、いくら優秀な人であっても求人の募集がなければ良い仕事に就くことができません。
「自分に適している仕事に就きたい」「給料の良い仕事に就きたい」といった場合は募集が多い場所で仕事を探す必要があります。
そうなってくるとやはり地方よりも都市部や、都市部よりも首都圏の方が圧倒的に募集が多いため、都市部や首都圏での求人探しをおすすめします。
スキル・経験があれば、学歴が不利になりにくい仕事もある
高卒の場合、学歴で判断されてしまうことも少なくありません。しかし、スキルや経験さえあればそれが不利になりにくい職種もあるのです。
例えば営業という仕事の場合、売る商品が変わったとしても今まで学んできたトーク術などのスキルは活かせると言われています。また、実績での評価なので学歴が不利になることはあまりありません。
さらに、テレホンアポインターの仕事は営業職の一部であり、飲食での接客業もお客さんとのコミュニケーションをとる点では営業職と同じです。
こういったことから、他の仕事に活かせるスキルは様々あるので、自分の経験を棚卸ししてみることが大切です。
応募する会社の研究や、面接対策も必要
転職活動は、自分という商品を会社に買ってもらう言わば営業活動です。会社が抱える課題を知り、それに対し自分がそのように役立つかをきちんと説明できることで購入(合格)に近づきます。
そのためはまず、「業界研究」や「会社研究」が必要です。会社の課題を知るために、応募する会社について詳しく調べたり想像してみたりしましょう。
例えば入社したい会社に”人手不足”という課題があったとします。その場合、応募者が少なかったり、応募者がいても育成の手間がかかって戦力になる社員が少なかったりするかもしれません。そこで「吸収力が高く、◯◯といった実績もある」と伝えることで会社からの評価も必然的に高まるでしょう。
学びを継続してスキルを身に付け、より良い待遇を勝ち取ろう
営業やプログラマーなどの仕事は、いくら学歴があったとしてもスキルや経験がないと活躍のできない仕事です。逆に言うと、スキルされあれば活躍できる仕事でもあります。
もちろん活躍のチャンスが広がるスキルを持つことほど難易度は高いです。しかし、好きな分野や得意な分野であれば挑戦しないことは勿体ないです。
このような経緯から、より活躍するために資格をとってみても良いでしょう。挫折をしてしまい学びの途中になったとしてもそれが活かせるものだと良いです。
もしIT系の仕事に興味があるのであれば、ITパスポート>基本情報技術者>応用情報技術者、のように資格をとっていけます。また、英語が好きなのであればTOEICの点数を上げるために努力をしてみても良いでしょう。
高卒・高卒の第二新卒の転職のまとめ
今回は「高卒の第二新卒」や「高卒」が転職で成功する方法などについて詳しく解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
スキルを持つことで高卒や高卒の第二新卒でも転職が成功する可能性は高まります。
確かに高卒の場合、学歴の面で不利になってしまうことや、企業側に自分自身をうまくアピールできないと失敗してしまう恐れもあるのです。
そういった不安を取り除くためにも、高卒者向けの転職エージェントを活用してみてください。より良い転職活動になるようサポートしてくれるでしょう。
この記事のまとめ
- 高卒の離職者は4割程度もいる
- 高卒・高卒の第二新卒は採用しやすいが育成コストがかかると懸念される
- 人手不足やスキルが評価される業界は転職が成功しやすい
- 高卒・高卒の第二新卒は学歴の面で苦労することもある
- 転職は早めに始めて転職エージェントの力を借りることが大切